2017年02月17日

春風亭一之輔独演会 文京シビック小ホール

文京シビック小ホールです。
後楽園駅近くで助かりました。
一之輔独演会。
年度末の仕事殺到の中、駆けつけました。
満員御礼でございます。

開口一番、熊の皮。
尻に敷かれてる主人公の言い間違えシリーズ。
熊の皮を敷いているのと
おかみさんに敷かれてるのを掛けたオチ。
元気の良い弟子でした。

一之輔はシュール落語の館林
分福茶釜の館林で、やっとう➖剣術の噺。
首斬っちゃうんですね。
それで笑うという。
続けて悋気の独楽
嫉妬深いおかみさんが旦那の浮気相手を
定に付けさせて、その定がゲットしてきた
浮気相手の持ち物の独楽で辻占するという噺。
端々に入る時事ネタや小話が本当に面白い。

中入り。

三遊亭小円歌さんの三味線漫談。
小粋な姐さん。
最後の「奴さん」踊り、めちゃくちゃ素敵。
お洒落だ。

一之輔最後は「花見の仇討ち」
そもそもこの噺がそんなに好きじゃないっていう
のもあってか、そんなに楽しめなかったです。
師匠の噺ぶりは、面白いです。
でも、まとまりに欠けるっていうか、
六ちゃんが酒に酔い潰れて花見に来なくて
金ちゃんたちでヘタクソな芝居や
立ち回りする件も楽しむよりちょっと
かわいそうで、おまけに本当の侍登場って
弱り目に祟り目過ぎですね。
花見を噺は他にもあるので
一之輔師匠に別の噺を語っていただき、
心底笑って今日を終えたかったです。

一之輔師匠は進化しています。
どんどんオリジナリティを確立しています。
一之輔節が明確。
笑いに特化しています。
間合いといい、ギャグセンスといい、
いじりネタのぶっ込み具合といい、
くすぐり方が適度にしつこくて笑うしかない。
好きです。

明日も仕事。
6年生を送る会があります。
その後美容院。
今年度も終わりますね。
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2017年02月16日

マツコ・デラックス「デラックスじゃない」(双葉文庫)

マツコさん大好きでーす。
本書読み、一層好きになりました。
以下、彼女の語録。本書より。

だって、所詮オカマだよ。女装だよ。デブだよ。
こういうところは、忘れちゃいけないと
思ってるの。

オカマは、いい言い方をすれば中立、
悪い言い方をすれば、仲間外れ。

アウトはグッドの裏返し。
この世に捨てるゴミはなし。

アタシ、何を手に入れても満足できなかったし、
幸福感も分からなかった。

紅白は、「こんな変なもの、観られてよかったね」
とか「こんなの、普通の低予算の番組では
観られないよね」ってモノを観せてくれれば
それでいいのよ。

AKBはダメ、ハロプロは良い。

コンプレックスから、歪んだジェラシーが
生まれるわけ。

記者クラブ制度で、政治家にぶら下がっている人たち
って、特権階級意識。
そうやって同化して、権力側に
魂を抜かれてしまうのよね。

ネットっていろんな産業の芽を摘んで
しまうだけじゃなくて、
個人個人の「志」という芽も
摘んでしまう気がするのよね。

テレビの昔の9時台が今は11時台なのよ。

ユーモアがあり賢いし、
モラリストだと思います。
自分を知り、分相応を知っている。
好きです。
彼女のテレビは大抵観ています。
安心感であり、笑い飛ばせるからです。
いつもいい人だなあと
感心し、尊敬して観ています。

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2017年02月10日

立川志らく「志らく百店」(講談社)

談志が連載していた「銀座百店」を引き継ぎ
談志遺伝子継いだ志らくが書いたのを
まとめた本です。

志らくは落語面白かったです。
この本を読んで
懐メロ好き(ゆえに市馬師匠と仲良し)で
映画好きでこだわりが強い人だと
わかります。
談志が好きだったものを自分も好きで
談志が自分に似ていると絶賛して理由も
よくわかります。

アステアからチャップリン、
高田みづえから森口博子、椎名林檎、
蛭子能収から大林宣彦、宮藤官九郎、
向井秀徳、嵐山光三郎、と津々浦々。
趣味の広さは桁違い。

しかし、私は性に合わない。
ちょっと違うなと思いつつ
これが談志と疎遠になる理由かと。
なんだろ。
狂気っていうけどただの屁理屈じゃねえ?って
思ったり。
業の肯定とかいいなと思うけど
場合によってはただのワガママじゃねえ?って
思ったり。

落語は好き。人は好きじゃない。
そんな感じです。
でも気にはなるので、折々触れていきたいと
思ってもいます。
くせが強いんでしょうね。
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2017年02月04日

相倉久人、松村洋「相倉久人にきく昭和歌謡史」(アルテスパブリッシング)

久しぶりに小ねこと銀ブラ。
今日は三河屋、若菜、蕎麦のよし田、
彼女の誕生日プレゼントで
カバンのTANIZAWAで約1万円の財布、
喫茶モナリザでケーキタイムして帰ってきました。

本書読み終えました。

非常に示唆に富んでいるので
以下引用や勝手なまとめ方、
及びトリビア的な情報ピックアップで埋めたいと思います。

1:エノケンを聴き直す
2:服部良一を聴き直す
笠置シヅ子「買物ブギ」はアドリブで「あゝしんど」
作詞の村雨まさをとは服部良一のペンネーム
つまり作詞作曲両方っていうこと。すごい。
「青い山脈」は、青春謳歌の標本だが、
「古い上着よさようなら」とは良い。
今はその古い上着をわざわざ引っ張り出して着ようと
するおろかな政治家がいることを指摘。
我が意を得たり。
3:戦時歌謡を聴き直す1
4:戦時歌謡を聴き直す2
上田敏「裏町人生」は1937年作、
洋楽と日本的要素があって適度に湿っぽい、
だから受けた、そうした余裕が軍部や政府に気に入られず
発禁処分になる。
1937年は同時に服部良一「山寺の和尚さん」
淡谷のり子「別れのブルース」「海ゆかば」と
戦争賛美と洋楽系歌謡の両方が混在。
5:美空ひばりを聴き直す
戦前の流行歌にジャズ要素満載で
戦後笠置シヅ子と服部良一で繋いだ。
ひばりは耳で聴いて作品を仕上げる。
6:坂本九を聴き直す
「上を向いて歩こう」は1字1音だから
あの独特な歌い方になる。
九ちゃんはテレビスターなのに、エノケン以来の
日本の伝統的な芸能をつなぐことができた
数少ない芸能人だった。
「新八犬伝」ナレーターとともに主題歌も。
照明にも凝った素晴らしい人形劇だった。
(全く同感。これを見るためどれだけ苦労して帰宅したか
それだけ夢中になった番組でした。)
7:ハナ肇とクレージーキャッツを聴き直す
谷啓のコメディセンスは飛び抜けていた。
ジャズは器楽演奏主体だから楽器のオチが持つ
言語性に対する関心がジャズメンをは高い。
だからハナモゲラ語をはじめ変な言葉で
応酬しあうことが多い。クレージーキャッツ然り。
8:アイドル歌謡を聴き直す
ジャズやロックは音楽界、レコ大は芸能界。
百恵の頭の良さやインタビューの切り返しは
キレッキレで鋭かった。
聖子はバカっぽい演技ができる芸人風の知恵を持つ。
明菜は歌に対する違和感でふくれっ面しながら成長する。
河合奈保子は無意識過剰でいて自分の世界を歌い切る実力。
(河合奈保子大絶賛。聴き直すカチあるかも)
9:ニューミュージックを聴き直す
ユーミン都会的、みゆき演歌っぽい、
と割とあっさり切られている。が、
忌野清志郎大絶賛。
10:平成の〈昭和歌謡〉を考える
シャ乱Qは宇崎がダウンタウンでしたロック演歌を
踏襲したロック歌謡を目指した。
小室哲哉は完全に洋楽っぽい顔。
「恋するフォーチュンクッキー」のメロと
「函館の女」は同じミミソミラソミレド。
ソウルフラワーユニオンが行なった
被災者支援の活動は照明歌謡を引っ張り出して
歌った活動で、何百万枚売ったという活動の
対極、小分けの活動であった。

日本的なるものの呪縛から、私たちは結局
逃れられていないってことです。
たかが音楽されど音楽。
好きなものをこれからも胸張って聴こうと
思えました。
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2017年01月29日

伊坂幸太郎「首折り男のための協奏曲」(新潮文庫)

読後感、うー〜〜んでした。
連作短編集、を確認しなかったのと
本の帯「思わずあっと声が出る。」に惑わされたのと
今までの伊坂ワールドに冒され過ぎているのとで
スッキリしなかったです。

首折り男が死んじゃったこと。
黒澤が泥棒のみならず探偵として優秀なこと。
若林夫婦の意外な「僕の舟」が面白過ぎたこと。
恨みとか妬みとかが、溢れているにもかかわらず
神様や幽霊や天の配剤や偶然の必然があって
なんとなく救いになるという連作だったこと。
最後の「合コンの話」は、何を目指すか不明で
ただピアノつながり(まさに協奏曲か)と
首折り男事件が同時系列で起きているという
無理やり感が私には否めませんでした。
ていうか、この最後の短編で
話全体のオチを期待し過ぎていたのかもです。

緩やかなつながりで人生の出会い的なものは
感じ取れましたけど、正直期待ハズレだった。
いやいや、一つ一つの短編はよくできていて
どれも面白いです。
結末を期待させ過ぎる帯や煽り文に問題あり。

しかし、高村薫さん読んだ後だから
思うのは、会話文多用で成り立つ昨今の小説の中では
伊坂さんは白眉です。
漫才的、ウイットユーモア、韻を踏むラップ的な、
仕込まれた言葉、など、読書通にも
飽きさせないつくりは見事です。

きっとまた読みます。
仙台でまた書き続けてください。
posted by 大ねこ at 18:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月28日

桂歌丸・三遊亭小遊三名人会 さいたま市民会館おおみや

さいたま市民会館おおみや、
前も一度来ましたな。
駅から10分以上歩く結構な遠さ。
今日は三遊亭小遊三と桂歌丸名人会。
笑点メンバーなので人は埋まっています。
私は、歌丸師匠の噺聴かないでお別れするのは
寂しいと思い、ご存命中に聴いておこうと
チケット購入。
うしろから5番目で大入りっつーことでしょう。

桂竹もん 平林
トッキッキ、笑えますね。
熊本出身、竹丸師匠の弟子だそうです。

幕が一旦降りてからの歌丸師匠降臨。
腸閉塞からの肺炎で
歩くことはおろか、正座もできず
呼吸さえ人工呼吸的なもので高座に着く。
執念、というか、落語が命なんだと実感。
歩けないから高座まで運んでもらい
座れないから正座に見せかける様子を見せ
鼻から呼吸する仕組みを抱えての
負しかない状況で、高座は見事でした。

艶笑噺 紙入れ
はっきりした明瞭な発音で
間男の狼狽した様子やおかみさんのさっぱりした様子、
旦那お人好し加減など演じ分けていて
素晴らしいと思いました。
声の衰えが全くないのが脅威的。

中入り。

鏡味一族のよし乃さんの太神楽。
ピンで太神楽は初めてでした。
年女って言ってたので24?まさか36かしら。
若く見えました。

小遊三師匠。
マクラに笑点の談志師匠に可愛がられたことや
(六尺という噺を稽古してもらったらしいです)
司会者が歌丸師匠以前は亡くなっていること、
などなど、話術はさすがに巧みでした。
惹き込まれて聞いていました。
落語は「金は廻る」。
新作?何かの噺の現代版かしら。
10万円巡り、不細工な妊娠中の女を
追い出す側と娶る側が、
金の貸し借りの相手という。

正直なところ、感動はなかったです。
歌丸師匠は、これだけ語るのが精一杯状況で
多分自身が最も歯がゆいことでしょうね。
きっと昔はキレがよく、
長尺物も得意だったことでしょう。
小遊三師匠は、テンポとノリの良さが
身上なんだと思います。

もしかしたら私は落語協会の方が
性に合っているんだと思います。

大宮東口は、ネオンキラキラでしたけど
入りたい店もなく、すぐ撤収しました。
posted by 大ねこ at 17:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・映画・芝居などの鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月22日

ピアノジャック 川口リリア音楽ホール

久々のピアノジャック。
正しくはPiaーnoーjaC←
面倒なのでカタカナで失礼します。
ヒロとハヤトの2人組。
ピアノとカホンのみ。
小ねことハヤト必ず一緒に行ってますが
彼女の記憶によるともう前回参加は5年くらい前。
そんなになるかと。
確かに
シャカシャカはレジ袋でなくポップコーンと缶へと、
微妙な変化は儲け上ありましたけど
タオル振りやラストのおててつなぎは
健在でした。

体育会系ヒロと文化系ハヤトの
阿吽の呼吸による演奏は
2時間半あっと言う間でした。
知ってる曲は「台風」一曲でしたけど
どうってことないです。
クラシックからの編曲、換骨奪胎で
面白く聴ける のもあれば
後半の超大曲に驚くやらで
一つも知らなくても大丈夫。

文化不毛の地と思っている川口が
ちょっとばかりいい感じになりました。

変わらない2人が可愛くて
ずっと彼らの笑顔につられて笑っていました。
何より2人とも腕が太くなって
頑丈そうになって
演奏もうまくなって
よかったです。
posted by 大ねこ at 20:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・映画・芝居などの鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月21日

高村薫「土の記 下」(新潮社)

高村薫さん、最後の1ページって
必要だったんですか?
読み終わる寸前の崩壊感にしばし茫然です。
中島みゆきさんの歌に「あり、か」がありますが、
まさにそんなのありか、です。
高村薫さん、でもこの1ページのために書きましたね。
悲しすぎるこの結末のために。

私、茫然とした中で一瞬に思いました。
私たち人間の残酷さを。
ニュースに流れる多くの情報は他人事。
聞き流して終わる。
もちろんマジに関わっていたら
鬱になってしまう。
だから私たちは忘却するようにできている。
斉藤和義さんの最近のアルバムにも
「時が経てば」という歌もあります。
それらが一瞬のうちにばあーっと浮かびました。
ちょうど伊佐夫自身が、東日本大震災の時に
どこか他人事だったように。
軽い脳梗塞も起こし、老齢を感じつつ
にわか農夫として、亡き妻の妹久代に
愛されつつ照れている男として、
天寿を全うしようとしていた時に、
まさか自分が天災に見舞われるとは。
私たちも、いつどこで何が起こり
襲われるかわからない暗示。

人は卑小であること。
その癖、生ある限り命を育み続けること。
些細なことに一喜一憂して、
大きな出来事に関心を持たないふりをして。

帯に
始まりも終わりもない果てしない
生命のポリフォニー、とあります。
読み終えて
その文言がズシンと土の塊となって
私の心に降りてきたのでした。

憎しみも喜びも
奈良の土地に埋め込み
人々と関わって鯰やトイプードルと関わって、
家族とは支えなのか不要なものなのか、
答えも出さないし出せないまま、
ボケて行く己の脳髄と闘いながら、
伊佐夫は私の前から去りました。

ああああ〜〜んって叫びたくなるのでした。

重い読後感。
なのにどこか爽やかなのでした。
多分、伊佐夫は生き切ったと
思いたいからでしょう。
posted by 大ねこ at 21:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月14日

高村薫「土の記 上」(新潮社)

高村薫さんは本当の小説家だと
心から尊敬します。
かぎかっこ一切排除。
全て地の文のみ。
最近の読みやすい中身の薄い
身辺雑記的な「で?」的な小説に
完全に対峙しています。
伊佐夫は奈良の田舎に入り婿として入り、
シャープの社員として働いた後
土地を守り、米や茶や野菜を育てている。
土のサンプルを集めるなど
土地の人間以上に土地に根付いている。
今70歳を越えて、少しのボケも入りつつも
妻を亡くし、娘はニューヨークに行き、
知り合いが他界する中で
日々農業に従事していきている。

妻、昭代は16年間植物人間状態だった。
交通事故。バイクでトラックに、
自分からぶつかったのでは、と疑問が残る事故。
浮気の疑惑。冷えた夫婦仲とそれ以前の
幸せだった頃の記憶が日常的に交差している。
その家系は女系で、どの女も男関係で
なにがしかの問題をはらんでいるだけに
疑惑は晴れることがない。
娘、陽子は優秀で東大に進み、
子供の彩子をもうけるも、やはり離婚。
陽子は、奈良の土地から離れることで
土地の者や伊佐夫からはよそ者なスタンス。

伊佐夫が、フランクシナトラの
「ニューヨークニューヨーク」をスイングしながら
ニューヨークの街を思い浮かべつつ
土をかまったり、昭代の妄想をしたりする場面は
あまりに秀逸でため息が出ました。

人が1人で生きるその姿に
感じ入りつつぞわぞわしつつ、
読みにくい文もありつつ、
続きが気になって読み進めました。
人生。
生きるための植物たち。
米の生育に合わせ章立てしている文章に
引き込まれました。

下巻、どうなるのでしょうか。
posted by 大ねこ at 20:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

柳家三三独演会 川口skipCity映像ホール

自宅近くの場所での独演会。
仕事さっさと切り上げて急いで
駆けつけ間に合いました。
朝は朝でJRが人身事故で止まり
夜勤の中ねこを携帯で呼んで
マイカーで出勤。間に合いました。
土曜日というのに何だかせわしない。

やっと安堵して噺を伺います。
前座は柳亭市楽。市馬さんの弟子でしょうね、
代書屋、途中まで。

三三 二番煎じ
いやあ、表情良く見えて
めちゃくちゃよかった。
冬の寒さも美味い酒も猪鍋も
目の前に並びました。
役人も、登場から夜回りの辛さを知る、
物分かりの良い人として演じられていて
私は好きです。
市井の普通の人々がそこにいて
寒い冬も悪くないと思わされました。

中入り後
三三 金明竹
大阪の言い立て、計4回繰り返すんだけど
どれも言い方違って、大阪あきんど風。
この人、本当に勉強していると思います。
奥さんのうろたえ方などもう笑うしかない。
その前のおばか甥っ子の様子も
もう本当におばかで、笑うしかない。
多分とても基本的な噺で
前座もよく演じるものでしょうね。
だからこそ真打が演じる意味ありと
つくづく笑いながら思いました。
東京のホールと違って、
軽くて笑って貰える噺選択なんでしょう。
マクラに学校での出前落語会の話題があり、
今日の客は落語通ではないと踏んだ噺だった
とも受け取りました。
私は全くの素人でもないし通でもないので
ただただ間近で三三さんが見られて
噺も面白くてよかった〜〜、だけです。

やっぱり三三さんがベストエンターティナー。
小三治師匠は破格として
さん喬師匠、権太楼師匠も一つ上だとすると
喬太郎さんも一之輔さんも白酒さんも好きですが、
同列の中で追っ掛けたいのは三三さん。
決定。
でも、まだまだいろいろな噺家さん聴きたい。
今年は好きな方だけでなく、未だ聴いてない方
聴きに行きたいと思います。
posted by 大ねこ at 16:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・映画・芝居などの鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする