2017年10月16日

「高橋優自伝」(シンコーミュージックエンタテインメント)

著者は優さん自身ではなく
語りおろし、といったところ。

優さん、ますます好きになりました。
ダウンロードで音楽を買うのは苦手で
もっぱらCD購入派です。
古い人間には多分優さんは愛されています。
非常に常識的で人の心を大切にする
打たれてきた人間だから分類すればアナログ。
今時のスマホ片手に全て分かった気になる
一般の若者とは峻別される感じがしていました。

ルーツはお婆ちゃん子。病弱で
小学低学年時にいじめを受けた。
「CANDY」、今まで避けてきた悲しいいじめの歌を
今回読んでやっと聴けるようになりました。
実話だと知ったから。
お姉さん二人、女系家族、そりゃあ優しくなる。
高学年で報復のように女子いじめをする。
中学校では生徒会長するまでに目立ちたがり屋。
高校は陸上夢潰えて自暴自棄。
さんざんやんちゃもして大学進学。
路上ライブを中心とする生活。
秋田から札幌に。
バイトの映画館では真面目に働くも
路上ライブに伴う支出の多さに
食事もまともに摂らないような日々。
卒後、アミューズの雄一さんの目にとまり、
デビューが決まる。
箭内さんのプロデュースでデビュー。
そして現在に至るまでの包み隠さない姿勢での
実生活が満載でした。

自らを「面倒臭いやつ」と言い
我こそが「Mr.Complex Man」だと言う。

以下引用。
ー今でも人に悩みを相談することはないです。
ー親しき仲にも礼儀あり、っていう言葉が大好きで、
…どんな人間関係でも、そこにはある一定の距離が
絶対必要だと思うんですよ。
ー相手が子どもでも誰でも尊敬し合える、
対等でいるっていうことが大事。
ーネガテイブがあればこその、
ポジティブシンキングになっている
気がします。

これ、私じゃん。
優さんも実は一人きりが好き。
飲み会行ってもじゃあね、と
帰ってしまうタイプ。
優さん、繰り返しモテないと言っていますが、
私がうんと若かったら絶対優さんに
心底憧れます。
だから安心してください。
きっと優さんが語っていたような
素敵な女性が現れて、幸せになって
子育ての歌作りますよ。
私、それまでずっとファンでいます。
なんの縁もゆかりもないおばさんですが
母のような恋人のような視線で応援しています。
優さんの歌で、再び若者の歌を
聴こうと思ったし、若者捨てたもんじゃないと
幸せになった一人です。

コンサートチケット取りにくくなったけど、
それだけあなたを支持してる人が増えたと
悔しがりながらも嬉しいファンです。
posted by 大ねこ at 21:52| Comment(0) | 読書の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月14日

こんな不安な世の中で。

久しぶりに教育の話。

昨日今日と学校公開。
のべ65人の保護者がお出でになった。
出来るだけ子供達が主役になる授業と思い
図工や音楽、学級会を行いました。
どれも子供達は乗ってくれて
満足していただけたかと。
しかし、私はぐったり。
自分主導ならいわゆる指導案通りに行きやすい。
けれど、学級会のように骨子だけで
勝負する授業はどこでどう担任が出るか
腕の見せ所であり、神経を使いリスキー。

そこでふと考えたのは
待つ、という姿勢。
今日できなくてもいいじゃないか、の気持ち。
うちのクラスにまだひらがなすら読めない子がいます。
ゆっくりゆっくり成長しています。
それで良い。
私も出来ないことがいっぱい。
逆上がりが出来ない子はその鉄棒の授業の時だけ
みじめですが、字の読めない子は
毎日みじめなわけです。
その子に学習意欲だけは失ってほしくない。
とすれば、変えなくちゃいけないのは
周囲の子供達です。
いろんな子が自分の仲間。
支え支えられることを私は繰り返し語る。
字が読めないことと逆上がりが出来ないことは
たいして変わらない事実ということ。
だったら教え合えばいい。
出来ないことも丸ごと互いが認め合い
わかり合って教え合えばいい。
教師は、その姿になるまで指導し
その後は黒子に徹して待つ。

同じように学習不振で
ちょっと荒れ始めている子もいます。
今日も暴力をふるいました。
なぜ人を叩いたか原因を考える、
どうしても叩きたくなっら先生を叩こう、
先生なら大丈夫だけどお友達なら傷つけ合う、
自分の心も傷つく、だからどうしたらいいか
もう一度考えよう、と提言。
泣いて泣いて叩いた友達に謝ることができました。
それで終わり、授業に入りました。
これも性善説に基づいた「待ち」の精神です。
次に叩いたら保護者とも相談しつつ
彼の心の闇の原因を追求です。
叩いた行為は叱っても、
叩いた心は理解し共に解消のために
努力しなければならない。
それが担任の仕事です。

北朝鮮とアメリカの罵り合いや
嘘ばかりついている自民党のお偉方や
同じ穴のムジナにもかかわらず政権奪取目的の
新党党首や
神の名を利用して殺人を犯すテロリストや
安全な訳がない原発や
信じがたい大人達が仕切っている世の中で
けなげな子供達の力を私は信じたい。
あんた達も子供だったよね。
さぞや優秀なお子さんだったんでしょうね。
自分だけでてっぺんとって
楽しいんでしょうね。
もしその口先でおっしゃることが真実なら
きっと世の中はもっと住みやすくなっているはずだよね。
だから嘘つき。

こんな不安な世の中だからこそ
後2年、奉職いたします。
たくさんの夢とたくさんの仲間がいたら
人生そんなに悪いもんじゃないよって。
という私は、実はそれほど
友達はおりません。
どちらかというと1人の方が好きでーす。
だから個性的な子の気持ちもわかって
いいじゃないか。
posted by 大ねこ at 21:28| Comment(0) | 小中学校教育を考える | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月10日

スージー鈴木「サザンオールスターズ1978-1985」(新潮社)

ふざけた名前の筆者はサラリーマンしながら
ライターなさっているようです。
50歳で青春をサザンに彩られたようです。
それ以上でも以下でもない評論的な
本です。
ただ、これを読む間は
確かにずっとサザン聴いていました。
聞き直したくなるつくりです。
私は筆者より7歳上で桑田さんより3歳下。
更にサザンと同時代を生きています。
「勝手にシンドバット」は衝撃でした。
アルバムも「人気者で行こう」まで全て持っています。
しかし筆者も「いう通り「KAMAKURA」で
高すぎてめげました。
その後桑田さんが少し遠いところに行き、
サザンのサザンらしさが失われ
「KILLERSTREET」で思い復活、「葡萄」で
完全復活でした。私の中でのサザンは、です。
病後の桑田さん個人のアルバムのクオリティは
サザンを完全に食っています。
よってサザンイコール桑田さんというより
桑田さんあってのサザンというバンド、
というのが今の私の思いです。

本書の内容は前期サザンのアルバムの解説です。
サザンが果たした役割なども
少しは触れていますがそこに主眼はない。
特に、コミックソング的な流れはいらない、
「ヨシ子さん」は評価しないという筆者とは
私は意見を異とします。「ヨシ子さん」は良いです。
くだらなさがあっての社会派でありえる桑田さんの
含羞をきっちりプラスに評価してほしい。
その両者が合流した名曲が
「マンピーのGスポット」だと思います。

楽曲及びアルバム解説としては
読むべき内容はありますが、
大瀧さん山下さん、矢沢さん、佐野さんとの
絡みや「先輩達へのおせっかいソング」と括る
一連の人物に対するメッセージソングなどについて
掘り下げて欲しかった。
これはサザン評論ではなくアルバム解説に
止まった本です。

11月に桑田さんコンサートチケットゲットしたので
楽しみにしています。
私の中で桑田さんを丁寧に消化していこうと
思います。
posted by 大ねこ at 21:00| Comment(0) | 読書の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月05日

白酒、白鳥、権太楼 花形特選会 北とぴあ

人気花形特選会、出演は権太楼、白鳥、白酒。
職場に近くて助かります。
今日も満足のいく教育出来ず
ちょいとへこんでの参加。
笑わせてください。
今日のお目当は白酒かな。

前座、はまぐりさん。
金明竹。言い立てよかった。

白酒、お化け遣い。
上手い。
短縮形でサクサク進むのが小気味良い。
予想通り笑わせてくれました。

びっくりしたのが白鳥師匠。
めっちゃ上手くて惚れました。
しっちゃかめっちゃかがなんとも
いい具合に進化。
今日は新作火焔太鼓でしたが
場内大爆笑の渦。
もちろん私もいちいち笑えました。
起承転結がきっちり構成されていて
まさに無駄がない。
全てがオチの「バチがあたる」に収斂されていく
見事な構成力。
そして一つ一つの言葉が選び抜かれている。
4日前に大腸ポリープ手術と入院の
マクラがあり、点滴喫煙をめぐる失敗話が
上手い具合に噺中に生きて
正直、驚くほどの面白さでした。
大暴れできなくなった(年齢?病気?)分、
噺の練り方のクオリティが上がったのか
私が今まで白鳥師匠の本体を知らずにいたのか
白鳥師匠への認識が変わりました。
おかみさんの尻に敷かれるダメ亭主道具屋が
もう愛しくて愛しくて。
もちろんおかみさんの言い分も分かる。
いい噺だったと
笑った後にジンワリできて
お見事でした。
白鳥師匠!また聴きに行きます!
お身体大切に。

中入り。

権太楼。
不動坊。予定通りの面白さ。
噺の中に惹きつけられます。
師匠独特のアクの強さが時折鼻につくのは
事実なんですが、それを越しての世界観に
こっちが巻き込まれる感じです。
にしても、最後のサゲは面白くなかった。

今回は白鳥一人勝ち。
先輩も食い、人気者も食い
私の心を動かしました。
いやあ、聴きに行くもんだ。
posted by 大ねこ at 22:37| Comment(0) | 音楽・映画・芝居などの鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月04日

万城目学「パーマネント神喜劇」(新潮社)

一気読み、面白く読みました。
ただ、今までの万城目学さんの作品の中では
軽めでした。
神の独り言辺りはちょっとまどろっこしい。
小説作法としては反則技っぽかった。
縁結びの神の実績描写からの
当たり屋の変貌、
トシとシュンのペアって
杜子春じゃねーか、とツッコミたくなる
件を経ての地震。
社殿の倒壊と神木切断。
神を願う子供達、実はもっと大きなものの
策によって神の復活。
最後の最後までいささか御都合主義も
含みつつ、結果的に私の心に生まれた感情は

信頼の勝利

でした。

気持ちよかった。
裏切りがあまりに多く切ないを通り越して
腹立たしい昨今、
信頼に勝る美徳なし、だと確信。

希望の党?
情け無い。保守対保守の権力者争いに
なぜ信頼を望む私たちは加担しなくちゃいけないのか。
政治家以外、誰も望んでいなかった
衆院総選挙。そうまでして甘言を弄し
てっぺん取りたいか。美しい憲法改悪したいか。
どんどん信頼を打ち消すあなた方に
人としての魅力はない。
こうした打ちひしがれた人々が
棄権すれば、小選挙区の論理で
保守が勝つ事見越してのやり口だって
分かる分情け無い。
全てあなた方の掌中でのやらせ。

そういう状況だからこそ
これくらいのレベル小説でも
私は感動する。
あなた方に加担しない。
パーマネント=永遠、の信頼を
私は信じる。
posted by 大ねこ at 21:58| Comment(0) | 読書の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月03日

井上陽水コンサート goodluck 大宮ソニックシティ

井上陽水2017コンサートツアー初日。
大宮ソニックシティ。
火曜日だというのに満員御礼。
層は大変高齢系。
入場が込み合うのは
埼玉だからか、高齢だからか、
ツアー初日だからか、ソニックシティのせいか。

ツアータイトルがgoodluck。
どういう意味だろうかと
勘ぐるも、まさかこれで陽水辞めるとか
言わないよな、と一抹の不安。

前半後半に分かれての高齢者仕様。
前半。
この頃妙だ
pi.po.pa
fiction
青空ひとりきり
ここまでメドレー形式でぶっ飛ばす。
make up shadow
移動電話
カナリア
限りない欲望
ワインレッドの心
女神
瞬き
ここで前半終了。
ワインレッド辺りから、あれ?と感じる。
玉置こうじ(漢字忘れた)だな。
女神、瞬きは、ブラタモリでタモリ。

後半。
帰れない二人
これって忌野清志郎!
神無月に囲まれて
justfit
これは、ジュリーも歌ってた記憶。
リバーサイドホテル
夜のバス
めぐりあい
最後のニュース
筑紫哲也さんが要請してできた歌。
氷の世界
結詞

アンコールは
アジアの純真
PUFFYへの提供曲。奥田民生も関わる。
夢の中へ
カバーが最多曲。
夏の終わりのハーモニー

構成上の配慮やヒット曲入れるのは
当たり前として
それ以外の曲がほぼ誰かとの関わりの曲。
なるほど。
だからgoodluck。
勝手に納得しました。
お世話になった人たちにありがとう。
これからもよろしくね。
亡くなった方々にもgoodluck。
そんな思い入れかもと推測してます。

席がなんと前から7列目。
陽水さんの割と広い背中や
歳とってもかっこいい様子、
しっかり間近で拝見できてhappyでした。
声の美しさ健在です。
私たちは音楽的にはとても良い時代に
生まれ合わせたと、嬉しく思いました。
posted by 大ねこ at 22:33| Comment(0) | 音楽・映画・芝居などの鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月30日

三三・左龍二人会 内幸町ホール

今日は二つ目アップです。
重なる時は重なる。

三三・左龍二人会
85回目ですって。

前座、市朗狸の恩返し、札化け。
今ひとつでした。
市馬師匠の弟子だそうですが。

三三、かぼちゃ屋。
滑稽な与太郎噺。好き。バカバカしい。
与太郎が与太郎過ぎて笑える。
でも、三三の与太郎って少し悪意が見え隠れ。

左龍、団子坂奇談。
冒頭の二人の会話に
8月11日の圓朝祭があったので、やはり、
という怪談噺。
蕎麦屋の看板娘の超美人が墓場を漁って
赤ん坊の死体にかぶりつくという件は
なかなかにハード。
しかしオチが、ずっこけるくらいくだらない。
武士上がりの主人公に向かって
蕎麦屋が言うには
「赤ん坊の死体齧るくらいじゃ大したことない。
お前なんかまだ親のすねを齧ってるじゃないか」
ごもっとも。

中入り

左龍、権助魚。
先ほどと打って変わる落差に笑える。
田舎者を演じさせると超一流。

三三、片棒。
これまたバカバカしい滑稽系。
自分の葬式のプレゼンさせてへこむ
けちんぼパパ。
好きだなあ〜、こういうの。
真剣にバカバカしい噺に入り込みました。

いやあ、疲れています。
仕事も2学期制なので学期末処理事務多数。
それ以外に展覧会準備、日常の諸々。
私事でもちょっとありまして。
今日の滑稽はありがたかった。
すう〜っと息が抜けました。
posted by 大ねこ at 21:37| Comment(0) | 音楽・映画・芝居などの鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

伊坂幸太郎「AX」(KADOKAWA)

AX、そのまま斧、の意味でした。
蟷螂の斧。暗い人生を歩んできた兜が
出逢った温かい言葉を掛けた女性と
結婚、一人息子の克巳、その家庭を守りたくて
裏稼業を辞めたい。
しかし人殺しを続けてきた身は
そう簡単には許されない。
結局、友情や愛情を知ったがために
彼は自ら飛び降りることになる。
その10年後に、克巳は期せずして
父の仇を討つことに なる。
その援助者は、兜が救った殺し屋。
全て綺麗にしたくてクリーニング屋に
なって、克巳の近くにいた。
兜の人生は、暗かったけど、
悪くない人生だった。
切ない。

兜が一番怖れていたのは妻。
愛情の受け止め方も出し方も
その妻から学んでいたのだろう。
だから怖かった。失いたくないから。

蟷螂の斧は
生死ギリギリで放つ一発。
兜は愛し続けたくて全て隠し切って死んだ。
克巳にとっては永久に良い父親。
妻にとっては永久に情け無い旦那。

いつものようにクールに描ききりながら
優し過ぎて哀しい。
伊坂さん、父親になったね。
重い社会生活と家族の良さが
全面に出た佳作。
一気に読み切りました。
ファンでよかった。
posted by 大ねこ at 18:35| Comment(0) | 読書の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月25日

永六輔「坂本九ものがたり 六・八・九の九」(ちくま文庫)

永六輔さんも亡くなっちゃったなあ。
永さんの尖り加減が好きでした。
この本を読むと、マルチタレントだったことが
よく分かります。
八大さんはジャズピアニストから作曲家へ、
そして売れっ子中にアメリカ行っちゃう
先進的な人。
永さんは、
学生時代からテレビ創生期に放送作家として
頭角を現し、「上を向いて歩こう」からの
作詞家稼業、しかし阿久悠やさだまさしらの台頭で
作詞は引退、というところまでの時代。
そして主人公の九は
川崎の色街出身で姉が歌舞伎狂、
賢く聡い反面、やんちゃだった様子。
それを愛情深く、しかし批判的にも
ムダな言葉なく描いています。

エルビスのモノマネ名人で
ドリフターズのバンドボーイ中にスカウト状態で
歌手へ。ナベプロの渡辺美佐の妹、曲直瀬に
見染められ曲直瀬プロへ。
この辺りの当時の芸能事情も
ぜひ読んでみたい。なかなか黒い世界。
しかしそれが現在のプロダクションの原型。
自分の歌の下手さを克服すべく努力。
美輪明宏さんの「ヨイトマケの唄」を
ご本人に許可を得に行き、オーケーをもらい
自分の歌にした事実は、
九自身が本当にお母さん大好きっ子の証し。
そのお母さんが死んだ時のリサイタルの
描写は舞台監督を請け負っていた永さんだから
知り得る真実、迫るものがありました。

正直九さんに思い入れはありません。
けれどこの自分が生きた時代の人々に
ものすごく興味を持っている訳です。
永さんの本ももう少し読んでいきたい。
posted by 大ねこ at 22:19| Comment(0) | 読書の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月23日

映画 エウレカセブン ハイレボリューション1

小ねこに誘われて行きました。
ちょっと前にキッズステーションでやってて
家中で見てたエウレカセブン。
エヴァンゲリオンよりは美しく分かりやすい
でも、屈折満載のアニメ。

時系列を敢えて混合して
レントンの心理に寄り添ったつくりでした。
脇役のチャールズとレイ夫妻が
クローズアップされていて
家族愛的なものと中学生の反抗期が
良く描かれています。
レントンが何故そういう生き様になったか
何故チャールズたちがレントンを愛していても
手放す事になったかなど、明確になりました。
冒頭のサマーオブラブがいかにして起きたか、
レントンの父が何故エウレカを置いて
身を投じなければならなかったか、などは
まだイマイチピンとこなかった。
戦闘シーンやその時の状況説明はいっぱい
美しく描かれていましたけどね。

どちらかというとレントンの14歳の現実が
主題だったようです。

小ねこいわく、ネットでは不評の映画のようです。
要求する部分が異なればそうかもしれない。
でも、一人少年が家族を失い
その父が偉大であればあるほど所在なくなり
愛を求めて彷徨う話であると思えば
結構良くできていました。
養父やエウレカから人としての道を学ぶ
成長物語としては上質でした。
posted by 大ねこ at 16:27| Comment(0) | 音楽・映画・芝居などの鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする