2009年07月19日

TBS「官僚たちの夏」雑感

初回から見ています。
時間の都合上毎回アップはできませんが
今日は明日休みと言うことで少し時間もあるので
感想を書きます。

今回は昭和34年7月繊維業界の
対米自主規制に関わる話でした。
私のうまれた年、月と一緒で
人ごととは思えないというか
50年前の日本の実態を知らされた思いです。
私は学校で教えない歴史と言うものが
存在することを知っています。
まさにこのドラマが、また作者、故城山三郎氏が
教科書や新聞にはない「事実」を
フィクションを通して伝えてくれています。

日米安保条約を達成しなければ
東西冷戦に対応できないと考える大臣、
そのためには繊維自主規制のアメリカの申し入れも
飲まねばならないと考えます。
一方で、民間企業を足を棒にして歩き回り
国民のために自分の仕事はあると考える
良心的な官僚たちはアメリカの申し入れより
日本企業の倒産を危ぶむ。
その間にコウモリのように存在する
上位官僚の影。
良心派官僚、鮎川の足にすがりつく
繊維企業の社員思いの社長の悔しさが
鮎川同様、私の胸にも響きます。
まさに、直江兼続の「愛」はどこに行ったのでしょうか?

それでも多分、
今の日本はもっと劣化しているのでしょう。
ここに出てくる官僚たちはまだ議論もしている。
今の官僚さんたちがどうかは知りません。
でも、例えば学校現場を見たって
30年前より今は劣化していることは自明ですから
きっと同様でしょう。

政略の結果は歴史の本を読めば判りますから
今はそのことについては不問に付すとして、
こうして国民、庶民のために
熱く寄り添った「愛」のある官僚が
50年前にはいたのだなあと言うことに
感動しましたし、歴史に名を残さない人々こそが
実に本当に真実に素晴らしいことを
今更ながらに感じたのでありました。

矛盾。迷い。苦渋の選択。
誰のための利益か。
何のための政治か。

換言すれば、教育も同じです。
これは通産省の物語ですが、
文部省(現文部科学省)の物語も見てみたい。
こんな官僚がいてくださったのだろうか。
本当に学校現場のために戦ってくださった
名もなき官僚が存在したかどうか知りたい気がします。

佐藤浩市さん、堺正人さん、船越英一郎さん、
北大路欣也さん、高橋さん(名前失念)、
男たちがいいです。役者がすごいです。
骨太ドラマを作るTBSに感謝ですが
提供はトヨタにドコモですからね。
なかなか複雑な気分ではあります。

posted by 大ねこ at 22:13| Comment(0) | TrackBack(1) | 音楽・映画・芝居などの鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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