2013年02月02日

たまには成功することもある。1万までの数(2年算数)

今日はいつもの美容院、FLAVORですっきり!
そこで雑談していて、そういえばよかったんだ、と
再認識してブログに書きたくなった。

久々の楽しい授業のこと。

2年生の算数で、「1000より大きい数」または
「1万までの数」と題される単元があります。
実体がない数に入るためある意味指導がしんどい。
1時間目
PCで作った★マーク1125個散らした
ワークシートを与え(作るのもコピペコピペで疲れた)、
「さあ数えよう!」「ええええ〜!!」ふふふ。まず楽しい。
1時間かけても数え切れなかった。
10ずつ囲んで、100になったら赤鉛筆で囲んで・・・・・・。
でも、がんばるんだよね、子どもって。
できた〜!と叫んだ子の近くに行ってみると答えは950とか。
「うーん、違うよ」「ええええええ〜!!」ふふふ。
「できた〜」別の子。答え1090。「違うよ」「ええええええ〜!」
でももう数えなおす気なんてないよ。でも点検を始める子もいる。
そんなこんなで1000以上の数を数えるのは
とっても大変なことを肌で感じさせた。

2時間目以降は教科書に準じて行った。
でも一つ工夫した。
教科書だと全て点で数を表し、千の位百の位って
味も塩気もないからつまらない。なので、
一の位はタイル1個、十の位は棒1本、
百の位は紙1枚、千の位はトイレットペーパー1巻
で表した。たとえば
2345だったら2巻3枚4本5個ってな具合で。
これが子どもの頭にスッと入った。
紙が巻物になる感覚って楽しかったようだ。

で、かなり進んでいよいよ1万を導入する授業の日。
9999を9巻9枚9本9個で黒板に絵に描いた。
「1個お友達が来ちゃった!」「えええ〜、もう満員!」
「でも入れてあげないのはかわいそう。
1個はここに入れるよ」と、一の位に書く。
子どもたちは一斉に「お引越し!」と言う。
そう、10個になったからお引越しである。
1本に変身!すると10本になるから再び「お引越し」
10枚になるから「お引越し」。
さて、10巻になったから「お部屋もう一つ作らなきゃ」
その通り。
あ、しまった、どんな絵にするか考えていなかった!
どうしよう。万の位の部屋を書きながら思案。
すると子どものほうから
「トイレットペーパー入れるんだから、レジ袋!」
なるほど!
それではってんで、トートバッグ風の絵を描き
トイレットペーパー10巻が入っている風に見立てた。
その瞬間「おおおお〜!」と拍手。
「万さんいらっしゃい」「10巻入ったねえ」などの声。
やったね!!
なんだか達成感。私も子どもも。

本当にわかったかどうかはわからない。
でも、確かに子どもたちから歓声はあがった。
楽しかった。だったらいい。
木曜日の事であります。

古典文の冒頭もすっかり覚え、
勉強は楽しいと感じる子がそこにいる。

4月に社会の授業をした後輩が
2月中旬に今度は特別活動学級会で研究授業をする。
私がするよう頼んだ。
一緒に指導案の検討をしている。
その6年生もまるで自分のクラスの子のような気がする。
授業そのものは失敗でもいい。
大切なことは、その日に向けて
先生自身がクラスを見つめなおす事だと思うから。

posted by 大ねこ at 21:32| Comment(2) | TrackBack(0) | 小中学校教育を考える | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おもしろいですね。
読んでて楽しかった。
楽しく勉強できるのが何より子供のためになりますね。

レジ袋にする案とか、子供ってほっといても次々いろんなこと思いついて、自分で考えますね。
教室での賑わいが目に浮かぶようでした。
Posted by 麻由美 at 2013年02月02日 22:35
いつもご愛読ありがとう。
200日以上×30年間=6000日
6000日×5時間=30000回
の授業のうち、よし!っていう授業は
多分1000回ないと思う。
そんな貴重な時間でした。
楽しい授業、したいね。
頑張ります。
Posted by 大ねこ at 2013年02月03日 19:33
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