2015年12月11日

みんな悩んで大きくなった。

野坂昭如、死んだ。
まあ、そんな時代だとは分かっている。
でも、やはり、痛い。
寂しい。
時代の終焉と、いつか来た道がまた近づく、
そんないやな予感しかない。

反戦、ノンベエ、照れ屋、焼け跡闇市派。
四畳半襖の下張り。
大島渚、五木寛之、山口瞳。
そんなお歴々も思い出す。

「エロ事師たち」「アメリカひじき」
「火垂るの墓」、読んだ。
駄作も多いが、句読点が妙な不思議な文体で
一時期はまった。
それが♪ソ、ソ、ソクラテスかプラトンか♪
とCMで歌い
「リリー・マルレーン」「黒の舟歌」など
これまた不思議に沁みる歌も歌った。
新潟3区からも出馬した。
バッカジャナイカ、と思うときもあった。

口元が緩いあの感じ
(歯を磨く習慣がなかったため早くに入れ歯だったとか)
(うちの親父もそうだった)

つい2週間前の「週刊金曜日」にも寄稿していた。
入れ歯を飲んじゃった話、
誤嚥している場合じゃない、なんて
書いてたのに
死んじゃったんだな。

なんだか悲しい。

野坂を読んでいた頃
きっといっぱい悩んでいた私。
ちょっとは大きくなったかな?
野坂さん、ありがとう。
もうちょっとまともな人間になっていきます。
posted by 大ねこ at 22:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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