2018年05月12日

井上ひさし作 たいこどんどん 紀伊国屋サザンシアター

ようやく訪れた休み。
ゴールデンウイークあったのは遠い昔話。
今日は学校の先生の女子会。
チケットは私が準備。
井上芝居を見て欲しくて。

主演予定だった窪塚俊介さんの病気降板でしたが
私は幇間持ちの柳家喬太郎師匠が見たかったので
ノープロブレム。
演出は、ラサール石井。
明るいが重い芝居になっていました。
華やかなレビュー仕立ての部分も
石井さんならではかも。

喬太郎師匠は芝居はうまくない。
でも、幇間持ちの卑屈さからの愛情、
苛立ち、諦め、苦しみの心の変遷は
よく表れていて、3時間強の芝居が長いとは
感じませんでした。
これはひとえに脇役の方々の好演のおかげ。
あめくみちこさんはじめ、
舞台の場数を踏む手練れの役者さんが
さまざまな役を変幻自在に演じます。

お江戸からの漂流記、
9年間疾風怒濤の2人旅の後は
東京に代わっていたという切なすぎるオチ。
人が体験する究極の体験をしまくった2人。
おぼっちゃまの主人公は時代に翻弄される。
幇間はそのおぼっちゃまに翻弄される。
お大尽から女郎、花魁、山賊に
囚人並みの扱いの坑道掘り人夫、
コジキまで出してこれでもか、と
人生の艱難辛苦を浴びせられる2人。
それでも生きている。生きていく。

ああ。主人公は幇間だったのか、と
見終わって再確認しました。

井上芝居の中では見やすいものの
幇間役は難しいでしょうね。
落語家である師匠は、その意味で
ハマっていました。

そんな芝居の感想を言い合う訳でもなく
女子会のメインは予約したOTTIMOへ移動して
美味しいコース料理で職場で話せない
情報交換と愚痴のおしゃべり。
いろいろ発散して楽しく過ごしました。
posted by 大ねこ at 22:54| Comment(0) | 音楽・映画・芝居などの鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]