2018年06月19日

柳家さん喬「噺家の卵 煮ても焼いても 落語キッチンへようこそ」(筑摩書房)

さん喬師匠は食堂の息子さんだそうで。
書き出しでそれが分かり
内容も題名通りお料理中心のものかと
思いきや、割と噺家の道筋的な
ものでした。ちょっとあてが外れた感じが。

でも、さん喬師匠の人柄が伝わる優しい内容。
ご自分の小さん師匠弟子入りのくだりが
料理も剣道も上手で
きっと小さん師匠の愛弟子だったんだろうと
伺えました。
その後ご自分が
真打10人の頃の方で
後にも先にもなかった真打昇進試験を受けた
ある意味本当の真打になった話や
(協会分裂の頃のこと)
ご自分が弟子をとってからの
弟子を大事になさっているであろう話など
興味深く読めました。

大好きな喬太郎師匠の師匠だと知ってからの
さん喬ファンなので順序が逆ですが
この本を読むと、それも大いにありだと
感じました。
さん喬師匠は弟子たちにも愛され
親しまれていることが彷彿とされるからです。
弟子スタートでオッケーよ、とおっしゃいそう。
以前一門会に参加した時にも
それを感じました。
そうそう、左龍師匠も門下生。

月末、師匠の噺が聴けます。
いよいよ楽しみです。
ちなみに弟子は11人。
みんな化けてほしいと願っていらっしゃいます。
幸せですね。

さん喬師匠は温かい。
まあ、きっと厳しいんでしょうけど。
愛がありますネ。
posted by 大ねこ at 21:38| Comment(0) | 読書の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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