2018年06月27日

中山七里「魔女は甦る」(幻冬社文庫)

しまった。先に「ヒートアップ」を読んでしまった。
こっちから読めばまた衝撃も違っただろう。
スタンバーグ社も出てくる。
宮條がなぜ死んだのかもここでわかった。
七尾がなぜあんなに必死に
宮條の弔い合戦に執念を燃やしたかも分かった。

この作品では古手川や渡瀬登場。
主人公は槙畑刑事。
バディになるのは前半宮條、後半から
被害者である桐生隆、スタンバーグ社社員の
彼女だった美里。
大団円まではスリラー、というか
冒険活劇。
どんでん返しはなく、
ストレートな終結。
ちょっとそこが物足りない。
期待しすぎてしまう中山作品。
殺害の犯人は間接的には人間なんだけど
直接の犯人はカラスっていう、
ヒッチコック作品の「鳥」を思い起こす流れ。

初期の作品らしく
伏線の張り方ももう少しあってほしかった。
読み応えは申し分なかったです。
posted by 大ねこ at 21:24| Comment(0) | 読書の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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