2018年11月08日

柳家さん喬独演会 北とぴあつつじホール

同僚と参加。
前座さんは「子ほめ」
喬の字さんは「転宅」
悪くないです。

さん喬師匠は2席。
「寝床」
サゲが変わっていて、定吉は登場せずに
近くの若旦那が大げさに義太夫聞きにくる
決意を芝居がかって語るのを
「うちの旦那より上手いよ」みたいな
言葉でサゲました。
スマートでいいなと思う。
それ以上に
義太夫が下手なことは自分でも承知している
であろう旦那の気持ちの浮き沈みが
愛らしい。ただただ聞いてほしくて
大盤振る舞いするところが可愛い。
また、下手すぎてほぼほぼジャイアンな訳で
聞きたくない近所の人も結局聞いてあげて
でもやっぱり下手で呟く言葉が
「義太夫さえやんなきゃいい旦那なのに」
愛されている旦那だなあと思う。
いやらしい忖度ではない、
心遣いと言うか、気遣いと言うか、
さんざん悪口言ってるのに優しい。
江戸の時代の心意気みたいなものを感じた。
ここが現代と異なる。
排斥がない。すべて一旦受け入れる器が
庶民にあった。多様性を受け入れる。
今はやたらと多様性をうたうくせに
確実に排斥し大砲を放ち、非難する。
「寝床」の奥深さを
笑いながら聴き取る事が出来ました。

もう1席は人情系だとは踏んでいましたが、
なんと「芝浜」!
おーイエー、です。
奥さんの苦肉の策の嘘に反論しながら
結局ころっと騙される勝五郎。
そこを後日白状する際、
「どんな育ち方したか知らないけどころっと騙されて
くれたから良かった」みたいなセリフを
奥さんに言わせるところが面白い。
奥さんは賢夫人系、金坊登場させて家族愛満載系、
さん喬らしい泣きがたまらんです。
最後の酒のシーンで「あー終わっちゃう!」と
悲しくなりました。もっと続いてほしかった!

また行く!
6月7月、予約入れちゃった!
posted by 大ねこ at 22:55| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]