2018年11月13日

柳家さん喬 喬太郎「なぜ柳家さん喬は柳家喬太郎の師匠なのか?」(徳間書店)

だいたいこんな直截な題名ありかなぁ。
でもだから買っちゃたんだよね。
さん喬師匠も喬太郎師匠も大好き。

読んで確認できたのは
さん喬師匠が人格者って言うこと。
洋食屋の息子さんでお子さんもいなかったっていう
ことも大きな影響だと思う。
きっと家族のように弟子たちを育てたんだよなぁ。
喬太郎師匠とは15歳しか違わないので
当然ライバルという側面もあって
そのあたりも照れることなく
白状なさっています。
ご自分が小さん師匠に人柄的にも
最も愛され可愛がられてきた経緯が
恩返しとして弟子育てにつながっていることも
お話になっています。
きっと、この業界にありながら
常識人なんだと思います。
小三治師匠とはある意味対極なのでは、
とも感じました。
小三治師匠は求道、さん喬師匠は天性、
のように感じています。

一方、喬太郎師匠は
私とほぼ同世代ちょい下なので
感覚的に理解できるところがあります。
新作引っさげて大学落研優秀者で
一旦社会人になってのさん喬師匠の弟子一号。
逃げ道作ってのデビューでいつしか
本道となれば一直線。
新作にも鷹揚なさん喬師匠のお陰で
花を咲かせた、というのが表向き。
実はとっても古典も大好きで
要請を断れない人の良さが喬太郎師匠であり
頭の良さやキレがあるからこそ
与えられた環境で自分を伸ばすことを
出来た人なんだと思う。

つまり、二人とも
唯一無二の落語家って言うこと。

最近ずっと毎週見ている「落語心中」は面白い。
岡田将生さんも山崎育三郎さんもいいが
やはりたまに落語監修したり実際に出演したり
する喬太郎師匠が、いいな。
映画もよかったし舞台もよかった。
なんでもチャレンジして全ては
落語のためっていう姿勢が伝わる。
今度「ハンバーグができるまで」が舞台化するようだ。
噺自体聞いてみたい。
また追っかけますね。
さん喬師匠弟子の左龍師匠も好きですよ。
posted by 大ねこ at 22:07| Comment(0) | 読書の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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