2017年08月15日

鈴本演芸場 8月中席 権太楼・さん喬の会

毎年恒例。
今年は職場の20代前半の若者連れて参加。

喬志郎 王子の狐
悪くない。掴みはオッケー。

鏡味仙三郎社中

三三 加賀千代
15分位にきっちり収め、爆笑。
しっかり者のおかみさんと間抜けな亭主、
支えてくれるご隠居さん、
好きだな、この噺。
三三の良さが出てました。

一之輔 新聞記事
足を悪くしていてびっくり。
口は元気よくいつのイッちゃんでした。
アップテンポで訳のわからんギャグぶっ込みは
若者の強い共感を得ていました。

市馬 七段目
芝居がやりたいだけでしょとツッコミたくなる
絶品。でも若者にはわからんネタのようで。
だよね。忠臣蔵とか歌舞伎とか
一般には厳しいかも。

ぺぺ桜井 お歳召しましたね。

喬太郎 粗忽長屋
師匠がしっとり系やるから
馬鹿噺で笑わせてくれました。
なぜか彼が演じるとシュールさが三割増しです。

露の新治 ちりとてちん
大阪落語、やっぱり私は得意ではないかもです。
鶴瓶、文珍、雀雀、とナマで見てきて
本気で好きだなと思ったのはたまだけ。

中入り

アサダ二世 手抜き。でも許す。
可愛いおじいちゃん。生きる化石。
ずっと頑張って欲しい。

さん喬 笠碁
小声に徹し、二人の気持ちを代弁し続けました。
大人の笠碁でした。
若者は残念ながら眠かったようです。
私は、好きでした。
さん喬らしい、人情味ある年寄り臭い
それでいて子供っぽい二人が
映像となって浮かびました。

林家正楽 線香花火、
オーダーは縁台将棋、甲子園。

権太楼 へっつい幽霊
先日観たものよりキレキレでした。
勢いがあり、熊の造形に粋さが増し増しでした。
体を張った演技力抜群も落語。
この師匠には、
落語の精が乗り移ります。
お盆の時期にいいなあと思いました。


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2017年08月13日

プライム落語 雀雀、三三、喬太郎 かつしかシンフォニーヒルズ

BSフジ主催のプライム落語。
かつしかシンフォニーヒルズなんて初めて。
京成線そのものが滅多に乗らない。
落語のおかげで行動範囲が広がりました。
青砥駅は特急が止まるんですね。
にしては、質素な駅前でした。
満員御礼。
始まる前に流れてくる音楽が
ハローモンキーとかジンギスカンとか
なぜかディスコミュージックで笑える。
誰の趣味だ?雀雀さんか。

前座はまぐり 初天神。
初々しい。一生懸命だった。

桂雀雀。上方爆笑王らしい。
動物園。
なかなかにしつこく、笑うまで許してもらえない。
セリフ運びが騒々しいため
私は聞き取りにくく得意ではない。
漫才などなら掛け合いになるからアクが抜けますが
一人でやってるからしつこさが増し増し。
ただサゲは、笑いました。
ライオンの中身が雇い主っていう工夫、面白かった。

お目当の三三。
いつものマクラで、特にこの演目の時は
時事ネタぶっ込みますね。
得意の軽いネタ、お血脈。
地獄にや五右衛門の設定がいつ聞いても良い。
雀雀さんのしつこさの後の江戸前正統派。
やはり漫才は大阪、落語は東京かもです。
ところでマクラの一部分で青砥駅の話題出て、
「何にもないですね〜」って言ってました。
ヤダ〜。同感だ〜。

中入り。

トーク。
雀雀師匠が進行うまい。
大阪芸人ってホントにMCうまいです。
東京の芸人でやるフリートークって
基本グダグダなんです。
今日は旅先での過ごし方や趣味の話で
雀雀師匠の進行と喬太郎師匠のフォローと
三三師匠の鋭く端的なツッコミが絶妙でした。

喬太郎。紙入れ。
渋いところ。江戸前正統派見せましたね。
役割よくわかっていらっしゃる。
間男の狼狽振り、亭主のまっすぐだけど間抜け振り、
そしておかみの粋なしらばっくれ振り、
さすがの技でした。

今回は雀雀師匠立てた会だったのかな。
軽い噺でちょっと不満は残りますが
三三師匠も喬太郎師匠もどんどん
風格というか旨味が増してきて
とりわけ三三師匠、追っかけます。
甘いもの好きなんですね。
お酒は飲まないっぽい。
そういうことがわかるだけ
ライブは大切です。
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2017年08月06日

10周年 ワールドハピネスat葛西臨海公園

葛西臨海公園での初のワールドハピネス。
昨日までの涼しさと打って変わって暑い日になりました。

岡崎体育
喧嘩売る男。
既成概念に楯突く男。
冗談音楽で煽り、
コールアンドレスポンスでできっこないやつを
強要し、
童謡を皮肉り、
まあ困った男。
でもあの体型、憎めない言動。
これからどうなるか。
ただの皮肉屋でフェードアウトか
もう少し一般を巻き込める力量を示すか
楽しみにしたいと思います。
私は、好きなミュージシャンです。

開会宣言
幸宏とせいこう。キュレーター二人。
ヒロシマの日ということで
黙祷。これがしたかったんだと悟り
このおっさん二人がイケメンだと思いました。

コトリンゴ
ゲストにのん。懐かしい「悲しくてやりきれない」
デュエットしました。
コトリンゴって今風の矢野顕子ですな。

宮内優里
インスツルメントのソロ。
カフェで聞くといい感じ。

ナルバリッチ、ノルバリッチ?
よくも悪くもロキノン。
聴きやすいロキノンでした。

関取花
ギター抱えて出てきた。
誰?なんですが、歌は上手い。
シティポップ。

いとうせいこう
ダブフォース
スチャダラ
高木完
せいこうとダブフォースでダブベースの
闘争的な詩の朗読風。
スチャダラやって来ての「今夜はブギーバック」は
贅沢だったなあ。
ダブに乗せてのラップは小粋でした。

zombieチャング
ソロのお姉ちゃん。
元々はモデル出。全て一人でやっているとか。
下北沢などで人気らしい。

グリムスパンキー
このワールドハピネスで知ったあと
テレビやヒットチャートで見聞きしています。
ジャニス・ジョップリン似の声、
ビジュアルも赤い髪にサイケな柄の
60年代風衣装。
実力はあります。
楽曲にあまり興味ないのが残念。

みうらじゅん
アイデンとテティという歌。
イイね。彼らしい。
歌うんだってまずそれにビックリ。
上手いんだ。意外と。
昔のフォークロック的な。
機材トラブルにも大人の対応。

くるり
おはら節でサウンドチェック。
ワールドエンドスーパーノヴァ
エヴリバディシームスセイン
琥珀色の町、上海蟹の朝
リバティアンドグラビティ
いやーん、全部好き。
とってもよかった。
やっぱり好きだな。
今日一番のライブ。さすが!

竹中直人
こゆーいおじさんの癖の強いコーナー。
歌は上手いです。

電気グルーヴ
一人っ子〜、を延々流すのが面白かった。
映像含めて見せるチームですが
やはり私はテクノは無理。
改めて思います。
ピエール瀧は、好きだけど。

トワティ。
YMOからのメタファイブの楽曲、繋げまして
テクニックの素晴らしさは最上級。
聞いてて楽しい。

高橋幸宏と仲間たち
オーラス、トリ。
鈴木慶一らのビートニクスバージョンで
80年代の曲多数。
のん入っての「タイムマシンにお願い」は
鈴木さんにも冥土の土産と言わしめました。
アンコールモードで、メタファイブバージョンで
せいこうさんと共演ラップでした。

幸宏が出て来たあたりからの曇り空。
九州では台風猛撃。
明日は関東にも来るらしい。
そういった意味では、ベストコンディションだった
1日でした。
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2017年07月30日

特選落語会 紫綬褒章の会(権太楼、雲助、さん喬)

特選紫演落語会、とはつまり
紫綬褒章もらった年季に入った三人のおっさん、
が集まる落語会ってことです。
今をときめくおじさんたち、ではない。
しかしいぶし銀の手練れ、熟した落語の語り手、
いかずばなるまい。

実は職場に私の落語の師匠がお出でで、
年齢は少々先輩、落語歴は大々先輩です。
ご主人との出会いも落語通してってんですから
もう筋金入りの通です。
いろいろ知らないことを教えていただいているおかげで
私もかなりわかってきたところがあります。
その大先輩が、今指導している若者と
私が指導している若者が仲良しで
落語聞いてみたいとのことで
お盆の鈴本恒例のさん喬・権太楼会の
チケット取ってあげて行くことにしました。
その日の出し物が笠碁とへっつい幽霊。
へっつい幽霊は聴いたことないので私も楽しみでした。

なんと、
本日権太楼師匠による同じ演目へっつい幽霊、
あるってんですからこりゃ予習かと。
おそらく時期も時期で演目被るかも、とは
思っていました。それもよし。
良いものは良いし、師匠の変化があれば
聞き比べ的な楽しみもありますしね。

前座小多け、桃月庵はまぐり。

権太楼 へっつい幽霊。
予想以上に面白かったです。
権太楼師匠独特な語り口もいいんですが、
人物の演じ分けがツボでした。
なさけない幽霊とべらんめいの熊のやりとり
爆笑でした。
これならまた見たい。

雲助
緑林門松竹(みどりのはやしかどのまつたけ)おすわ殺し。
圓朝物ということで笑うところは一つも無いと
最初におことわりがありました。
悲惨な敵討と犯罪、人ごろし。
25分ほどの噺の間に主要人物4人死んでます。
凄惨。理不尽。
こういうものも落語だよ、と。
ええ声〜。
そこに惚れ惚れしました。

中入り

さん喬 唐茄子屋政談
唐茄子はカボチャですね。
カボチャ売る噺は夏の風物詩。
この噺は笑ってその後泣かせる系の
人情噺なんですね。
約50分、聴かせていただきました。
吉原にうつつを抜かす若旦那が勘当されて
3日食べないで死のうと吾妻橋。
おじさんの徳三郎に救ってもらい
唐茄子売ることに。
見知らぬ人に売るのを手伝ってもらい、
人の情けを知ります。
裏長屋のひもじい子供と武家の奥さん。
売り上げのお金を置くも因業大家に
取られ奥さんは惨めなあまりに首を吊る。
一命は取り留め、因業大家の元へ
徳三郎と若旦那。最後は裁いてもらって
若旦那も勘当を解いてもらい一件落着。
噺のキモは、若旦那の心の推移。
さすがさん喬師匠、演じ切ります。
裏長屋のくだりは思わず涙ぐみました。
しょうもない男が、人を知って行くことが
なんとも心を打ちました。

紫綬褒章、オッケー。
さすがの噺ぶりに満足いたしました。
15日が今から楽しみになりました。
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2017年07月19日

松任谷由実コンサート 宇宙図書館ツアー

ユーミンコンサート「宇宙図書館」ツアー。
オープニングの宇宙図書館への誘いのセリフ
きたーって感じでした。
「宇宙図書館」「時の列車」からの
懐かしい「影になって」の
♩ドーナツ屋の薄いコーヒー♩の
フレーズにまずドキュン。
様々な「宇宙」が早変わり衣装とともに
繰り広げられます。
「アヴァロン」これも好きな楽曲。
「バビロン」好き好き。

「ひこうき雲」で旅の途中。
「リフレインが叫んでる」とか狂喜。
アレンジも素晴らしい。
アメリカンコーナーでは
トーキー時代の映画のワンシーンをつないだ
フィルムが嬉しい。「月までひとっとび」。
「ルージュの伝言」でウキウキ
「何も聞かないで」などしっとりの後
アラビアンムードで♩アブラカダブラ〜♩
「破れた恋の繕い方教えます」いいなあ。
懐かしい後の「真夏の夜の夢」は
♩カリビアンナイト〜♩ではなく
♩アラビアンナイト〜♩でキメました。

最後はしっとりスーツ姿。
ラストは「GLAY」

しかしアンコールはキャピキャピギャル風、
なんと自らのユーミンメドレー。
DANGDANG〜守ってあげたい〜埠頭を渡る風〜
パールピアス〜星空の誘惑〜春よ来い〜
カンナ8号線〜destiny

さらにダブルアンコールで「卒業写真」!
これでもか大サービス。

正直言って昔から歌がうまいとは思いません。
でも彼女のもつオーラ、少女性、
お洒落番長、東京ガール、楽曲のアレンジの素晴らしさ、
歌とはうまさだけではないのだと思い知らされます。
ドラマがあり、異空間を味合わせてくれます。
還暦過ぎても変わらぬ少女性に
励まされ、癒されました。

観客層の年齢の高さは言わずと知れたことですが
意外に男性が多かったです。

今日はイマイチな1日で
いささかへこんでいましたけど
元気もらいました。
明日で夏休み突入。
仕事はありますが気分が違う。イエイ。
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2017年07月09日

三三、喬太郎二人会 杉並公会堂

わざわざ行った甲斐があります。
かつての学校の同僚と待ち合わせて
行きました。

前座、兼好の弟子のじゃんけん「金明竹」、
言い立てが早口すぎて聞き取れない。
でも果敢にアタックする様子、
好感持てました。

三三、「浮世床」。
洒落将棋のくだりを。三三自身が最近
将棋の加藤一二三、九段と名前がかぶるマクラ
最初に語っていたのが生きました。
喬太郎、「宮戸川」。
勘当されておじさんの家に逃げて
なんとなく出来上がる若い男女、
幼なじみの恋愛が夏の雷っていうかっこよさ。
さらっとした色っぽさが良かった。

中入り。

喬太郎、「華やかな憂鬱」。
好き勝手な新作。
東京のローカルな地名続出。
以前にも聞いたことありますが
爆笑爆笑。
ヤンキーな主人公が喬太郎にあっていて
腹を抱えました。
三三、「道場破り 堀部安兵衛」。
これも前に聴きましたけど、磨きがかかっていました。
テンポよく、聴き手のニーズに合う
無駄のない展開。
宿屋の主人の人の良さ、
安兵衛の気っ風の良さ、
だけど道場破りで得るわらじ銭が魅力的。
ついつい儲けに走る宿屋の主人が
実に人間くさい。
安兵衛の乗りやすい人柄も気持ち良い。
だからサゲが、わらじ銭だけに「履き違えた」で
スッキリするのです。
人間らしくて悪人がいない。
私はこういう噺が好きらしいです。

さて、小ねこの彼氏も無事に夜行バスに乗ってお帰り、
私は明日個人面談。
日常に戻ります。
夏休みまでもうひと頑張りします。
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2017年06月29日

左龍、三三二人会 鈴本演芸場

鈴本での左龍、三三の二人会。
いいですね。鈴本、安心します。
御徒町で降りて、松坂屋地下の
ほっぺタウンで夕食仕入れます。
鈴本に行くときのお決まりコース。
今日はシラスと大葉の冷製パスタと
深川飯のおこげ。
これだけでルンルン。
約一カ月ぶりの落語で気分は上々。


前座ー元犬
桃月庵さんちのひしもち君。
声は良かったな。

左龍ー名刀捨丸
田舎から、田畑で働く両親のために江戸に出て、
三年働き20両得て田舎に帰る途中、
泥棒の家で嫁に匿われていたものの
ひどい仕打ちの泥棒に腹を立てて
出てきた上、20両もくれてやる
お人好しで働き者のジサブロー。
泥棒の家にあった獣避けに手にした刀が
なんと名刀。50両で売れて
再度田舎に戻るが、お人好しは嫁を案じて
泥棒の家に。
実はその泥棒はジサブローの兄。
恥じて自害する兄、嫁とともに
田舎に戻るジサブロー。
泣けた。

三三ー藁人形
恨みつらみの西念と
女郎お熊、甥っ子のジンキチ。
いい味でした。
人の想い、その人の見えない過去、
いろいろ忖度したくなる話。

中入り

三三ー反対俥
元気!笑えた。
好きだ。この噺。

左龍ー佃祭
いつか聞きたい噺でした。
今年佃祭は三年に一度の大祭なんですって。
かけてくださってありがとう、左龍さん。
昔人助けした旦那が
佃の渡しの沈没に遭わずにすんだのは
そのときの女の子が佃に嫁入りしていて
袖を引っ張ってくれたおかげ。
情けは人の為ならず。
人情噺の一方で
旦那の店では旦那が死んだと大騒ぎの
くだりは笑える仕組み。
よく出来た良い噺。

今日は三三さんは二番手に徹し、
左龍さんを立てましたね。
左龍さんのうまさ、際立ちました。
時折セリフを噛む癖はありますが、
さすがさん喬門下、人情系に強い。
何度もホロリとさせていただきました。

まして、こんな政治、内閣の堕落の中、
正しいことを見失いそうな日々、
敢えての人間臭い噺のオンパレード。
かっこいいです。二人とも。
好きです、二人とも。
落語の力、上質な笑いの力に
毎日のくだらなすぎるニュースに
辟易してる身でしたけど
癒されましたし、元気が出ました。
明日、子供達に、また明るく出来そうです。
今の落語界は、本当に良い。
また絶対聴きに行こう。
posted by 大ねこ at 22:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・映画・芝居などの鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月22日

きゅりあん大ホール 三三、一之輔、喬太郎三人会


きゅりあん大ホール

きはち 、芋俵。
芋俵に潜む裏技で
泥棒しようとするが、失敗やらなんやら
最後は間抜けなオナラの噺。
前座噺としては面白い。

三三、橋場の雪。
季節外れ承知で持ってきたかな。
マクラに沖縄での会の話を振ったあたり
わざとかとも。
前にも聴いたので展開は読めます。
たくさんの登場人物の演技わけが楽しかった。

中入り

一之輔、化け物使い。
楽しい。いろいろな化け物の声は出さず
吉田の人使いが荒い主人公中心に
進み、化け物の正体のタヌキが、
妙に可愛かった。


喬太郎、錦の袈裟。
与太郎のバカっぷりが絶妙。
おかみさんの賢さが際立ちます。
まあ噺自体はくだらなさの極みなので
今日の三人は「流した」感が強いです。
上手いですから飽きないし満足ですが
もうちょい美味しさ欲しかった。
守りの消化試合、そんな感じもしました。

夢空間企画 、最近こんな感じ。
独自 企画の方が面白いかもです。
運動会直前、急いで行った身には
6時半開演もきつかったよ〜。
posted by 大ねこ at 21:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・映画・芝居などの鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月11日

渋谷 柳家三三の落語会

Salon De 三三、という洒落た企画。
場所は嫌いな渋谷。
イープラスの経営店、食事付き落語会。
ローストビーフなど洒落た食事済ませ
「どうらく息子」尾瀬あきらの漫画の
監修したご縁での落語と対談。
作品は月2のビッグコミックオリジナルで
全作拝見済み。

落語はまず元犬。
彼の形は出来上がっているので
前に聴いたのとほぼ変わらない。
でも白が可愛いし口入れ屋の上総屋も
あったかいし、ご隠居もいい人で
大好きです。

師匠がリードで尾瀬あきらさんと対談。
尾瀬さんの担当編集者が
師匠の高校時代の同級生だったご縁と、
尾瀬さんが落語漫画を描きたい思いが
マッチして作品が生まれた経緯が分かりました。
漫画にするといい落語と
漫画にしづらい噺があることも。
前者が芝浜、紺屋高尾、
後者が金明竹、寿限無。
分かります。
落語の作法や師弟制度などを
三三師匠がチェックしていたようです。

中入りして、噺は夢金。
船頭頭領がちょっとヤクザっぽいのがいい。
ボロ着た悪どい侍がうわっつらぽくてよかった。
欲張り船頭が欲張りだけど
侠気のある下町人情を解する貧乏人で
いるいるこういう人、と思わせるところがいい。
お嬢様が口をきかないのもいい。
三三師匠だから喋らせてもきっといい味出す
でしょうが、ここは男の噺でやりきったのがいい。
サゲは、100両手にした船頭が「100両〜」と
呟いて、それを見上げてキセルをポンと
叩いてムッとした表情で船頭の名前
「熊〜」と頭領。
かっこ良かった。
ふりだしに戻る感じもいいし
全てが夢、とチャラにしてしまう感じもいい。
私たちの人生すら一炊の夢か、と
気取ってみたくなるような幕切れでした。

席がとにかく近くて
三三師匠の表情から仕草から全て
手に取るように鑑賞できました。
ちょっと近すぎて恥ずかしいくらいでした。
改めてファンです。
本当に上手い。
どんどん上達していると思います。

渋谷、苦手ですが
今日は行ってよかった。
帰りの電車、座れちゃったし。
明日も仕事頑張ります。
運動会練習入っています。
子供も徐々に本性出してきて
いろいろ起こりそうです。
posted by 大ねこ at 22:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・映画・芝居などの鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月05日

鈴本演芸場 柳家権太楼祭 中日。

鈴本演芸場 権太楼祭。中日です。

柳家我太郎 金明竹
滑舌イマイチで
肝心の早口言い立てが聞き取りにくかった。

粋曲 柳家小菊 色っぽい。

金原亭馬玉 ざるや
明るく楽しめました。

市馬 普通の袴
さすがのいい声。内容は抑えてました。

ホンキートンク 楽しい漫才。

さん喬 天狗裁き
いいなあ〜。ググッと短くまとめていますが
表情で笑わせます。紫綬褒章おめでとうございます。

春風亭一朝 片棒
さすが一之輔師匠、動きがある。
どの部分を切り取っても面白い。
次男のくだりで終了。

中入り

翁家社中 曲芸

柳家甚語楼 町の若い衆。
くだらない噺で次の大トリに繋げる。

紙切り正楽。相変わらずお見事。
ため息と拍手しかない。

大トリ 権太楼 らくだ
70歳ですよ。元気一杯演じてくださいました。
不条理と人間のいやらしさが満載ネタを
かんかんのうはサクッと終わらせ
(そりゃ年考えたら踊りはシンドイ)
屑屋の酒飲んでの変貌に重点を置いて
屑屋の人生、らくだの酷さに迫り
焼き場=火屋へ行くくだりから一気に畳み掛け
願人坊主からサゲの火屋=冷や、へ
無駄なく分かり易く落ちました。
落語素人の小ねこと彼氏もわかったようなので
ここはさすがのらくだだったと言えます。
前半の不条理と、後半のドタバタが
違和感なく気持ちよく聴けたのは
権太楼師匠の巧さというべきでしょう。

ちなみに中入りの時に喫煙所付近にいたら
権太楼師匠が私服で楽屋入りする所
見ました。ラッキー。
緑色の上着に薄手のマフラー、
オシャレでしたよ。

鈴本の前には
浅草からの合羽橋商店街ねこ散歩。
この3日間よく歩きました。
東京は飽きない街です。
posted by 大ねこ at 23:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・映画・芝居などの鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月20日

柳家三三独演会 かめありリリオホール

かめありリリオホールって
実はとても行きやすい場所ですね。
千代田線で常磐線直通出てますから
下手に都会方面に行くより楽で早い。
しかも駅前、ヨーカドーの上。
気に入っています。

今日はご贔屓三三師匠独演会。
4月の信じられない忙しさがやっと
気持ちひと段落したので
落ち着いて聴けそうです。

市馬師匠の弟子、市楽の湯屋番。
表情豊かだけどいささかうるさい。

三三。長くて難しい噺「大岡 五貫裁き」。
彼の講談から引いてくる噺は絶品。
登場人物が多いし、徳力屋の吝いぶりや
八五郎の抜けているけど愛嬌がある雰囲気、
八五郎をまっとうにしてやりたいと願う大家、
かつて談志は業の肯定理論で大家側を否定した
形にしたとネット情報で散見しましたが、
私は今日の三三師匠のやり方が好きです。
大家はきっと徳力屋を快く思ってないし、
八五郎も本当にまっとうになりたいと思っている。
徳力屋はケチでやな奴だけど
最後に喜捨に目覚めたという優しいオチで
聴いていて悪人がいなくて安心です。
ただでさえやな世の中。
こんな時代だからこそ、
正義が通用する結末に溜飲が下がります。
バカにはするけど、愛着いっぱいの話し方、
私は大好きです。
役の使い分け、上手です!
聴き入りました。
やはり別格。

中入り。

「碁泥」碁も好き、煙草も好きな二人、
侵入してきた泥棒も碁が大好き。
なんてことない夢中な可愛い噺。
これで残り終了予定時間15分前。
まさか終わっちゃう?と思ったら
再度登場。
まさかまさかの廓噺で聴きたかった「幾代餅」。
錦絵の高級花魁、幾代に惚れた男。
一年必死に働いて吉原に行けと親方。
笑いつつも応援してくれる同僚やおかみさん。
そんな誠意や嘘のつけない男に
幾代は惚れ込み、年期明けに嫁にくる。
餅屋を開き大繁盛。
ああ〜。私にとって、これが業の肯定。
みんな頑張っているんだ。
応援してくれるとまた頑張れるんだ。
それを認めて貰えるって一番ハッピーじゃん。
そうそう、これまた大好きな高橋優さんと同じ。
悪者にも一部の魂。
人はみんな母の腹から産まれた。
平気でミサイルぶっ放そうとする
偉い人と誤解されている勘違いオヤジたちに
性善説としての業の肯定を伝えなたい。
あんたの母親にミサイルぶっ放せるか?って。

誰も悪くない。
みんな一生懸命生きてる。
そんな人々を馬鹿にしたり愚か者扱いする
政治屋や共謀だから取り締まれっていう
疑心暗鬼野郎共、あんたたちがまず小学校来て
道徳の授業受けに来い。
そして担任が良い評価するまでレポート出せ。
本当に道徳評価Aがつくまで卒業するな。

そして高橋優さんの歌や三三師匠の噺に
金を払って聴きに来い。

それくらい、今日の高座は楽しく、
格式高く、意味もあり、名人の域に
達しつつある師匠の成長を強く感じました。
三三師匠が大きくなって近寄り難くなるのは
嫌だけど、次代を背負う一流の噺家であることは
絶対間違いないです。

泣きたくなったり、笑いたくなったり、
彼の口から紡がれる言葉で
人がこんなにも愛おしい。

元気が出ました。
今年一番の高座です。
あ、まだ4月か。
でもきっと三本の指に入ると思います。
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2017年04月16日

skipcity落語会 一之輔・夢丸二人会

地元落語会。歩いてこれる。嬉しい。
今日は一之輔・三笑亭夢丸の二人会。
前座は三遊亭金の助。垂乳根。
定番。

一之輔。
子供達の参加が多いので「金の大黒」。
面白かった。くだらない長屋のおばかを
演じさせたら天下一品。
イジワルでもあり温かくもある。
人情と非情さの塩梅が絶妙。

夢丸。「天狗裁き」。
芸術協会の方。今日が初めて。
正直言って、それほど好きじゃない。
ネタも好きじゃないのもあるけど
途中眠くなりました。
ご本人はマクラで「寝ないでね」と言ってたけど。
間合いが急かされる感じで。

中入り。

夢丸。「附子」。
これも子供達仕様かな。
落語として聴くのは初めてなので
これは真剣に聴きました。

一之輔。「愛宕山」。
体張る噺ですね。
有名だけど初めて聴きました。
これは一之輔さん向けだ。
太鼓持ちの一八と冷淡で人をくった旦那、
手下のシゲゾウの押す場面など見所満載。
春の花見の噺ですね。
京都愛宕山、登りたくはないけど
次の京都旅行では気にしてみようと思います。

一之輔師匠の無表情からの過剰なセリフが
たまらんですね。
さりげなく時事ネタ込みで笑いました。
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2017年04月05日

立川談春独演会 「居残り左平次」戸田文化会館

立川談春独演会。
戸田市文化会館。
辺鄙?(失礼しました)だったからか
チケット取れてよかったです。
しかし実は明日入学式。
死ぬほど頭を使って動き回って
へとへとな体に鞭打って戸田駅から歩いて到着。
寝ない事を自らに祈っています。
(かつて志の輔さんで寝てしまった)

居残り左平次ですから嬉しいです。

一年前に入った弟子が小咄してすぐ
談春登場。
彼はこの近辺出身らしい。
中学高校が戸田。
それもあって先ずは
戸田は中山道の板橋宿の次、などの話から
品川宿、新宿 、千住の四宿の話題から。
明治に入ってからのこと。
吉原のような公娼宿ではなかったこと。
これらを前振りして品川宿で
遊び尽くした次の朝から始まる。
布団部屋に左平次が自ら行ったところまでで前半。
前半だけで1時間。
左平次の屁理屈が冴え渡る。
とうとうと左平次が喋り倒して店の者を
ケムに巻く淀みなさに2度ほどウトウト。
しかし語る内容よりは明瞭です屁理屈ぶりに
笑えます。したがって目覚める。

中入り後の後半。

廓で人気者になっていく左平次がいい。
それが良くないととうとう大旦那が直談判。
50円のお土産までつけて体良く追い出される。
本家のサゲは、店の者と左平次が
喋りながら自分は居残りを稼業にしてる詐欺師だと
裏を語って、呆れた店の者がいう
おこわにかける➖だます、それは大旦那が
ごま塩頭だから、というわかりにくさ。
談志は50分かけて噺してこのわかりにくさを嫌い
今日談春が語ったサゲにしたようです。
(それも談春自らが語ったこと)
即ち、
ラスト左平次が出て行った後は
店のシーンのみ。
なぜ左平次を表から出した、あんな奴
裏からでいいじゃないか、と店の者の文句に
大旦那返して曰く
「あんな奴に裏を返されたら困る」。
二度来ることを裏を返す、と商売用語で
いうんだそうです。
談春は2時間語ってこのサゲも分かりにくい、
少々自虐風自慢。

居残り左平次というこの壮大な騙り節は
落語の本質なんだと思います。
そして、騙りと語りのうまさに
唸らされた談春でした。
左平次になりきる談春と
左平次をどうしようもない男として
客観視する談春が同居していて
その使い分けが噺の中に表れているのが
すごいなと思いました。
鈴本では味わえないような落語。
ただ疲れた自分には今日は
しんどかった。カラッポで笑える方が
今日はよかったです。
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2017年04月03日

渋谷東急シアターオーブ 「雨に唄えば」ブロードウェイミュージカル

まず衣装が素晴らしい。
英語劇だけどストーリー単純なので
疲れない。(字幕あり。途中からはしょりました)
オリジナル映画を意識した1927年の雰囲気満載。
無声映画からトーキー映画の過渡期の
映画界の裏側のお話。そしてラブストーリー。

ドンはさすが主役。
歌ってよし、喋ってよし、タップしたよし。
リザは本当はうまい役者さんがわざと
下手くそに演じる妙味。
笑わせていただきました。
また女、芸能人、プライドが具現化した役で
憎めない。
個を大切にするアメリカならではの描き方、
本当の悪い人間なんていないんだぜ、
というメッセージも伝わりました。
ドンの親友コズモ。
ピエロを具現化、三枚目。
これがまたいい。
ドンを引き立て、自分も生かす。いい男。
そしてドンの彼女になるキャシーは
本当の才能人。うまい。

12トンの雨が2回オーブの舞台に降りました。
日本の文化にうるさいセゾングループ、
主にパルコが金を出してブロードウェイを
呼んだ感じです。
追加公演も既に売り始め、本日に至っては
完売だそうです。(空席はありました)

昔MGMミュージカル映画でジーン・ケリーを
観てアステアより好き!となった事を
ほのぼの思い出します。
一時期MGMばかり観てました。
今のようにDVDもないので
ワンコインで映画観られる場所があって
ミュージカル特集とかあったんです。
名古屋でも。
今日singin in the rain♩♫を生で聴けて
素敵なタップもたくさん観られて本当によかった。
渋谷苦手だけど、本物は来ますね。
アメリカのブロードウェイに行く
旅費や危機管理を考えたら
10000円以上でもやむを得ません。
芝居が終わりスタンディングオベーション。
後から客層を観察すると
外人率25パーセントってところです。
指笛口笛飛び交って、ここはどこ⁇って
一瞬嬉しかったです。

あ、そうそう。
アンコールタイムはフラッシュ以外の撮影オーケー。
小ねこは動画にして撮影してました。

次はwest side story行こうかな。
夏のブロードウェイインシブヤです。

ところで新学期の仕事開始。
いっそがしい最中抜けて遊んだ夜でした。
実はあさっても遊びます。
その分昼間頑張ります‼︎
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2017年03月29日

鈴本演芸場 柳家小八真打襲名公演

久しぶりの寄席、鈴本。
ろべえさんが真打に昇格、
お披露目公演です。
亡くなった喜多八師匠もお喜びでしょう。

三遊亭伊織。「狸の恩返し」。
いい語り口でした。爽やか。

ダーク大和の奇術。カード。
おみごと。ロープ奇術。

三遊亭金時。もぐさ。お灸の我慢。
「強情灸」ですね。表情で見せる噺。
志ん生十八番。

漫才ホームラン。テレビショッピングの
いろいろを経験から茶化す。
セリフの中で「ほかる」って言った。
名古屋の人か。

柳家さん喬。おでん買いに行く。
飲兵衛のかみさん。「替わり目」。
いい味出てます。おでん食べたくなる。

春風亭一朝。上手い。
一之輔師匠ですね。初めてですがハマります。
動きのあるテンポ良い話し方。
渡し船。若侍。雁首落として拾う噺。
「岸柳島」っていうんだ。
面白かった。

太神楽の鏡味社中。

鈴〻舎馬風。いつもの漫談。

柳亭市馬。「道灌」サクッと。
でもいいな。プロがやるとこんなしっとり。

中入り。
襲名の口上。
扇遊司会、馬風、小三治、一馬揃い踏み。
落語協会元会長前会長現会長。
まあ、今日来てよかった。
小三治師匠、相変わらずお元気で安心。

三味線漫談の林家あずみ。
たい平師匠のお弟子。美人!

入船亭扇遊。
「 人形買い」途中、定吉の暴露話まで。
流れるような言葉と江戸前の気品、
かっこいいです。

柳家小三治。「小言念仏」。やった!
笑わせていただきました。
最後に「小八をよろしく」とおっしゃり、
喜多八師匠から受け継いだ弟子を愛しておられます。
ジーンとしました。

紙切りの林家正楽。
「相合傘」からのお題は「稀勢の里」タイムリー。
そして「弥次喜多」。お客様のセンスの良さに
感心です。

大トリにろべえ改め柳家小八。
「花見の仇討ち」。まあ季節ですからね。
私は好きでない噺ですが、たくさんの登場人物の
描き分けがよかったです。
地口が早口過ぎてちょっとついていくのが
大変でした。
5分早く終わっちゃった。
今日の出来は85点かなぁ。
でも、声がいいし表現力は素晴らしい。
ついでに顔も好き。
また落ち着いたら独演会行って
好みかどうか決めたいと思います。

楽しかった。寄席通いは
老後の楽しみです。
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2017年03月19日

映画「SING」

主人公のムーンはコアラ、内村光良。
ブタのロジータが坂本真綾。
相方のグンターが斉藤司。
ネズミのマイクに山寺宏一。
ヤマアラシのアッシュに長澤まさみ。
ゴリラのジョニーにスキマスイッチの大橋卓哉。
ゾウのミーナに歌姫ディーバ、MISIA。
ヒツジの孫のエディが宮野真守。
ヒツジのばあちゃんナナ元ディーバが大地真央。
トカゲのクローリーが田中真弓。

いやいやうまかった。
みんなうまかった。
ユニバーサル頑張った。
子供にも大人にも耐え得るエンターテイメントを
見事に作りました。
続編ももう予定されているようです。

ストーリーはシンプルです。
様々な人生が折り重なって混ざり合う。
ムーンは劇場支配人だけど無能。
借金だらけでヒットなし。
最後に賭けた歌コンテストも自分のアイデア、
イカのライティングに失敗して劇場自体破壊。
ロジータは25匹の子供たちに翻弄されて
このまま人生を終わらせると感じていた中、
コンテストに応募してみる。
マイクは嘘つきネズミ。
金が欲しくて他人を蹴落とすことも。
その心は本当は音楽好きの小心者。
ジョニーは父親がギャング。
自分のせいで父親が逮捕される。
そのトラウマが彼を傷心に導くけど
最後に認められることで解放される。
ミーナは臆病で自分を出せない。
歌だけは最高。
劇場の裏方で働き、ムーンの信頼を得て
最後は最高の歌を聞かす。
エディはどら息子だけど劇場の裏方で実力発揮。
ムーンの生き様に徐々に共感していく。
ナナは厳しいけれど、本物を見抜く。
クローリーは長年この劇場に仕える年寄り。
どの人もいそう。
そうしたそれぞれの人生が「あるあるネタ」で
共感するところです。

あとはもちろん、歌がいい。
サントラ欲しいと思ったけど
なんと真綾さんとMISIAは入ってない。
ギャラの関係か会社の関係でしょうな。
久しぶりにスッキリした楽しい映画です。
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2017年03月10日

三三・左龍二人会 内幸町ホール

内幸町ホール、定例の三三・左龍の二人会。
成績無理やり終わらせて
駆け付けました、遠目の新橋。
静かな佇まいのこのホールは
ハイソ感満載。
そういえば、帝国ホテルで近日
小三治師匠と三三師匠2人で
食事付きとはいえ1人23000円の
落語会があると、三三師匠ホームページで
拝見。ムムム。
ドレス買わなきゃいけない。
だから行きません。(正しくは行かれない)

その点今日はハイソ感あってもお気楽。

2人の口上から始まり、前座は柳家こはぜ。
「転失気」

三三、「アナ雪」のアナの能天気さを
コキ下ろしてのマクラ、弾けてて好きです。
三三さんはアナが嫌いな女代表。
もっと話したそうでしたけど、さらりと「短命」へ。
好きだな、この噺。
ただマクラ喋りすぎたらしくて
後半端折られました。

左龍「宗論」
三三さんが戻った瞬間に延びてごめん、
みたいなことを言ったそうで、
即噺に入りました。
浄土真宗のお店のご主人と
キリスト教かぶれの息子の
ダジャレ満載の笑える噺でした。
サゲは、番頭さんの「じゃあこの壺買って」
とは、なかなかに確信をついていました。
この方も表情で語りますね。

中入り

左龍「犬の目」
新作なのかな、目医者舞台で目を出して
洗うというなんともシュールなお笑い。
最後は犬の目を入れる。ウヒャヒャ。
でも、左龍のあの風貌で語られると
なんとも可笑しい。嫌いじゃない。

三三「棒鱈」
たくさん登場人物出てる噺で、しかも
薩摩言葉と江戸っ子の対比もあるから
簡単そうに見えて、難しい噺なんだろうと
素人にも分かります。
巧みですね〜。相変わらず。
ただ、サゲの「コショウが入りました」は
スッキリしないです。
そういう噺だからしょうがないんでしょうけど。

でもいいや。気持ちよく聞けた。
もうこの会、85回目なんですって。
二つ目からなんですね。
いいな、切磋琢磨の会なんでしょうね。

ウソつきだらけの森友問題で
ニュース見るのも辟易しています。
今日は保護者会でもありました。
こちらは和気藹々でしたけどね。
疲れた心に落語は染み入ります。
明日は震災から6年目。
オリンピックやら盛り土で騒いでいていいんでしょうかね。
笑った後、また少し
考えなくちゃです。
posted by 大ねこ at 21:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・映画・芝居などの鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月04日

三三、たい平、花緑三人会

リリアメインホール、地元。

わん丈 前と同じ「がまの油 現代版」

お目当三三は何度も聴いた学校寄席揶揄いネタの
マクラから、これまた何度も聴いた「元犬」
楽しいけど、あ、またこれか
と思いました。多分トップバッターっていう
掴み役の時演るんでしょうね。
サゲは「やっとおっかさんに会えた」でした。

次の林家たい平。
先日の小遊三、昇太のイマイチイメージが強く
まあ、笑点メンバーだしな、くらいで
期待はしていませんでした。
テレビでのマラソンの件も一種売名、
さもなくば林家の名を売るためでは、と
穿った見方さえしていました。
笑顔は爽やかなイケメンキャラで決して
嫌いではなかったですが、林家だしな、と
高を括っていました。
ごめんなさい!
めちゃくちゃ面白かったです!
マクラはほんのすこしだけ。
昨今の北朝鮮騒ぎや豊洲移転、
さらに森友学園問題にさらりと触れて
「今日はそんな政治家達に聴かせたい噺を」
と言って始めたのが「井戸の茶碗」
聴いてみたかった演目でした。
実に爽やかに、侍と間を取り持つ屑屋の
誰1人悪党のいない正義の噺を
嫌味なく聞かせてくれました。
早口でしたけど、聞き取りやすい良い声で
滑舌も良く、聴き終わって「ああ、スッキリ!」
という気持ちになりました。
勉強してますね。
真剣な気持ちの良い高座でした。

中入り後に二楽さん紙切り。
桃太郎、ゆりの花、
たい平さんと東京マラソンする注文者、
稀勢の里の土俵入り。
難しい注文をみごときり上げました。
プロ!

トリは花緑。
これまた聴き終わって、鳥肌!
落語後にこんな思いしたのは初めてです。
「中村仲蔵」、志の輔で寝ちゃったやつ、
時間の都合上、さらに落語素人さん向けに
だいぶはしょり、あらすじ説明部分も多かったですが、
その説明も面白かった。
残り10分で、仲蔵が定九郎しくじったと思い込み
都落ちしようとして妻に別れを告げ、
師匠に呼び出され実は大成功だと知り、
妻とサゲまでの会話がメインでしたけど、
その妻の描写が絶品でした。
素晴らしい人情味が表れていました。
「お前にはまだ弁当幕だ」
の仲蔵の一言が胸に沁みました。

以前「試し酒」で、その実力は分かっていたけど
とんでもなく上手くなってしまった。
じいちゃんの血、以上に努力とか修練とか
そんなものを感じました。
今日は三三が完全に霞みました。
これはたい平さんも花緑さんも独演会行くしかないです。

今日は成績付け最中で、
また世情も嘘が渦巻き、いろいろウンザリな中
聴いて良かった。こんな満足感もらえて
超ハッピーです。
posted by 大ねこ at 20:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・映画・芝居などの鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月25日

映画 「ララ・ランド」

ララ・ランド、という題名だったし
ミュージカル映画という鳴り物入り
だったし、そりゃあフレッド・アステアや
ジーン・ケリーの再来をどうしても
期待するちゅうもんです。
残念ながら、その期待は外れました 。
ジャズの音楽が満ちた映画、とでも
しておいてくれれば、とても良い映画でした。

出会った男女が、それぞれの夢を見つつ
互いを愛し尊重するも
現実問題やちょっとした行き違いで
最後は離れる運命という
わかりやすいストーリーで
観る側を疲れさせません。
男セブはジャズピアニスト。
女ミアは女優。
それぞれ成功します。
ただ一緒にはならない。

まあ、ストーリーもそれでいいでしょう。
不満が残る訳は
これはミュージカル映画ではない、からです。
特に最初のシーンは圧巻で
ウエストサイドなどのオープニングに
勝るとも劣らない現代的な良い切り口の
見事なものでした。
しかし、それ以降は、
駐車場でのタップダンスと
プラネタリウムでの恋のダンスくらいで
ラストの回想シーンにはせめて
ダンスや歌をぶっ込んで欲しかった。
ジャズの音楽は随所に出てきます。
主演の男性も哀愁のあるピアノが上手です。
いっそ「カサブランカ」の再来で
行ってしまったら良かったのでは、と思います。
映画の中にも、「あの窓がカサブランカの」
というようなセリフありましたしね。
これをMGMミュージカル映画に模した
プロモーションのミスではとも思います。
ポスターも、いかにもMGMですし
それを期待すると裏切られるという形です。

ただし映画そのものは悪くないです。
ただもっとハッピーエンドで良かったのでは
とは思っています。
でもアカデミー最有力とのことですが、
それはちょっとうがち過ぎな気も。
posted by 大ねこ at 18:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・映画・芝居などの鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月17日

春風亭一之輔独演会 文京シビック小ホール

文京シビック小ホールです。
後楽園駅近くで助かりました。
一之輔独演会。
年度末の仕事殺到の中、駆けつけました。
満員御礼でございます。

開口一番、熊の皮。
尻に敷かれてる主人公の言い間違えシリーズ。
熊の皮を敷いているのと
おかみさんに敷かれてるのを掛けたオチ。
元気の良い弟子でした。

一之輔はシュール落語の館林
分福茶釜の館林で、やっとう➖剣術の噺。
首斬っちゃうんですね。
それで笑うという。
続けて悋気の独楽
嫉妬深いおかみさんが旦那の浮気相手を
定に付けさせて、その定がゲットしてきた
浮気相手の持ち物の独楽で辻占するという噺。
端々に入る時事ネタや小話が本当に面白い。

中入り。

三遊亭小円歌さんの三味線漫談。
小粋な姐さん。
最後の「奴さん」踊り、めちゃくちゃ素敵。
お洒落だ。

一之輔最後は「花見の仇討ち」
そもそもこの噺がそんなに好きじゃないっていう
のもあってか、そんなに楽しめなかったです。
師匠の噺ぶりは、面白いです。
でも、まとまりに欠けるっていうか、
六ちゃんが酒に酔い潰れて花見に来なくて
金ちゃんたちでヘタクソな芝居や
立ち回りする件も楽しむよりちょっと
かわいそうで、おまけに本当の侍登場って
弱り目に祟り目過ぎですね。
花見を噺は他にもあるので
一之輔師匠に別の噺を語っていただき、
心底笑って今日を終えたかったです。

一之輔師匠は進化しています。
どんどんオリジナリティを確立しています。
一之輔節が明確。
笑いに特化しています。
間合いといい、ギャグセンスといい、
いじりネタのぶっ込み具合といい、
くすぐり方が適度にしつこくて笑うしかない。
好きです。

明日も仕事。
6年生を送る会があります。
その後美容院。
今年度も終わりますね。
posted by 大ねこ at 21:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・映画・芝居などの鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする