2017年03月29日

鈴本演芸場 柳家小八真打襲名公演

久しぶりの寄席、鈴本。
ろべえさんが真打に昇格、
お披露目公演です。
亡くなった喜多八師匠もお喜びでしょう。

三遊亭伊織。「狸の恩返し」。
いい語り口でした。爽やか。

ダーク大和の奇術。カード。
おみごと。ロープ奇術。

三遊亭金時。もぐさ。お灸の我慢。
「強情灸」ですね。表情で見せる噺。
志ん生十八番。

漫才ホームラン。テレビショッピングの
いろいろを経験から茶化す。
セリフの中で「ほかる」って言った。
名古屋の人か。

柳家さん喬。おでん買いに行く。
飲兵衛のかみさん。「替わり目」。
いい味出てます。おでん食べたくなる。

春風亭一朝。上手い。
一之輔師匠ですね。初めてですがハマります。
動きのあるテンポ良い話し方。
渡し船。若侍。雁首落として拾う噺。
「岸柳島」っていうんだ。
面白かった。

太神楽の鏡味社中。

鈴〻舎馬風。いつもの漫談。

柳亭市馬。「道灌」サクッと。
でもいいな。プロがやるとこんなしっとり。

中入り。
襲名の口上。
扇遊司会、馬風、小三治、一馬揃い踏み。
落語協会元会長前会長現会長。
まあ、今日来てよかった。
小三治師匠、相変わらずお元気で安心。

三味線漫談の林家あずみ。
たい平師匠のお弟子。美人!

入船亭扇遊。
「 人形買い」途中、定吉の暴露話まで。
流れるような言葉と江戸前の気品、
かっこいいです。

柳家小三治。「小言念仏」。やった!
笑わせていただきました。
最後に「小八をよろしく」とおっしゃり、
喜多八師匠から受け継いだ弟子を愛しておられます。
ジーンとしました。

紙切りの林家正楽。
「相合傘」からのお題は「稀勢の里」タイムリー。
そして「弥次喜多」。お客様のセンスの良さに
感心です。

大トリにろべえ改め柳家小八。
「花見の仇討ち」。まあ季節ですからね。
私は好きでない噺ですが、たくさんの登場人物の
描き分けがよかったです。
地口が早口過ぎてちょっとついていくのが
大変でした。
5分早く終わっちゃった。
今日の出来は85点かなぁ。
でも、声がいいし表現力は素晴らしい。
ついでに顔も好き。
また落ち着いたら独演会行って
好みかどうか決めたいと思います。

楽しかった。寄席通いは
老後の楽しみです。
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2017年03月19日

映画「SING」

主人公のムーンはコアラ、内村光良。
ブタのロジータが坂本真綾。
相方のグンターが斉藤司。
ネズミのマイクに山寺宏一。
ヤマアラシのアッシュに長澤まさみ。
ゴリラのジョニーにスキマスイッチの大橋卓哉。
ゾウのミーナに歌姫ディーバ、MISIA。
ヒツジの孫のエディが宮野真守。
ヒツジのばあちゃんナナ元ディーバが大地真央。
トカゲのクローリーが田中真弓。

いやいやうまかった。
みんなうまかった。
ユニバーサル頑張った。
子供にも大人にも耐え得るエンターテイメントを
見事に作りました。
続編ももう予定されているようです。

ストーリーはシンプルです。
様々な人生が折り重なって混ざり合う。
ムーンは劇場支配人だけど無能。
借金だらけでヒットなし。
最後に賭けた歌コンテストも自分のアイデア、
イカのライティングに失敗して劇場自体破壊。
ロジータは25匹の子供たちに翻弄されて
このまま人生を終わらせると感じていた中、
コンテストに応募してみる。
マイクは嘘つきネズミ。
金が欲しくて他人を蹴落とすことも。
その心は本当は音楽好きの小心者。
ジョニーは父親がギャング。
自分のせいで父親が逮捕される。
そのトラウマが彼を傷心に導くけど
最後に認められることで解放される。
ミーナは臆病で自分を出せない。
歌だけは最高。
劇場の裏方で働き、ムーンの信頼を得て
最後は最高の歌を聞かす。
エディはどら息子だけど劇場の裏方で実力発揮。
ムーンの生き様に徐々に共感していく。
ナナは厳しいけれど、本物を見抜く。
クローリーは長年この劇場に仕える年寄り。
どの人もいそう。
そうしたそれぞれの人生が「あるあるネタ」で
共感するところです。

あとはもちろん、歌がいい。
サントラ欲しいと思ったけど
なんと真綾さんとMISIAは入ってない。
ギャラの関係か会社の関係でしょうな。
久しぶりにスッキリした楽しい映画です。
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2017年03月10日

三三・左龍二人会 内幸町ホール

内幸町ホール、定例の三三・左龍の二人会。
成績無理やり終わらせて
駆け付けました、遠目の新橋。
静かな佇まいのこのホールは
ハイソ感満載。
そういえば、帝国ホテルで近日
小三治師匠と三三師匠2人で
食事付きとはいえ1人23000円の
落語会があると、三三師匠ホームページで
拝見。ムムム。
ドレス買わなきゃいけない。
だから行きません。(正しくは行かれない)

その点今日はハイソ感あってもお気楽。

2人の口上から始まり、前座は柳家こはぜ。
「転失気」

三三、「アナ雪」のアナの能天気さを
コキ下ろしてのマクラ、弾けてて好きです。
三三さんはアナが嫌いな女代表。
もっと話したそうでしたけど、さらりと「短命」へ。
好きだな、この噺。
ただマクラ喋りすぎたらしくて
後半端折られました。

左龍「宗論」
三三さんが戻った瞬間に延びてごめん、
みたいなことを言ったそうで、
即噺に入りました。
浄土真宗のお店のご主人と
キリスト教かぶれの息子の
ダジャレ満載の笑える噺でした。
サゲは、番頭さんの「じゃあこの壺買って」
とは、なかなかに確信をついていました。
この方も表情で語りますね。

中入り

左龍「犬の目」
新作なのかな、目医者舞台で目を出して
洗うというなんともシュールなお笑い。
最後は犬の目を入れる。ウヒャヒャ。
でも、左龍のあの風貌で語られると
なんとも可笑しい。嫌いじゃない。

三三「棒鱈」
たくさん登場人物出てる噺で、しかも
薩摩言葉と江戸っ子の対比もあるから
簡単そうに見えて、難しい噺なんだろうと
素人にも分かります。
巧みですね〜。相変わらず。
ただ、サゲの「コショウが入りました」は
スッキリしないです。
そういう噺だからしょうがないんでしょうけど。

でもいいや。気持ちよく聞けた。
もうこの会、85回目なんですって。
二つ目からなんですね。
いいな、切磋琢磨の会なんでしょうね。

ウソつきだらけの森友問題で
ニュース見るのも辟易しています。
今日は保護者会でもありました。
こちらは和気藹々でしたけどね。
疲れた心に落語は染み入ります。
明日は震災から6年目。
オリンピックやら盛り土で騒いでいていいんでしょうかね。
笑った後、また少し
考えなくちゃです。
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2017年03月04日

三三、たい平、花緑三人会

リリアメインホール、地元。

わん丈 前と同じ「がまの油 現代版」

お目当三三は何度も聴いた学校寄席揶揄いネタの
マクラから、これまた何度も聴いた「元犬」
楽しいけど、あ、またこれか
と思いました。多分トップバッターっていう
掴み役の時演るんでしょうね。
サゲは「やっとおっかさんに会えた」でした。

次の林家たい平。
先日の小遊三、昇太のイマイチイメージが強く
まあ、笑点メンバーだしな、くらいで
期待はしていませんでした。
テレビでのマラソンの件も一種売名、
さもなくば林家の名を売るためでは、と
穿った見方さえしていました。
笑顔は爽やかなイケメンキャラで決して
嫌いではなかったですが、林家だしな、と
高を括っていました。
ごめんなさい!
めちゃくちゃ面白かったです!
マクラはほんのすこしだけ。
昨今の北朝鮮騒ぎや豊洲移転、
さらに森友学園問題にさらりと触れて
「今日はそんな政治家達に聴かせたい噺を」
と言って始めたのが「井戸の茶碗」
聴いてみたかった演目でした。
実に爽やかに、侍と間を取り持つ屑屋の
誰1人悪党のいない正義の噺を
嫌味なく聞かせてくれました。
早口でしたけど、聞き取りやすい良い声で
滑舌も良く、聴き終わって「ああ、スッキリ!」
という気持ちになりました。
勉強してますね。
真剣な気持ちの良い高座でした。

中入り後に二楽さん紙切り。
桃太郎、ゆりの花、
たい平さんと東京マラソンする注文者、
稀勢の里の土俵入り。
難しい注文をみごときり上げました。
プロ!

トリは花緑。
これまた聴き終わって、鳥肌!
落語後にこんな思いしたのは初めてです。
「中村仲蔵」、志の輔で寝ちゃったやつ、
時間の都合上、さらに落語素人さん向けに
だいぶはしょり、あらすじ説明部分も多かったですが、
その説明も面白かった。
残り10分で、仲蔵が定九郎しくじったと思い込み
都落ちしようとして妻に別れを告げ、
師匠に呼び出され実は大成功だと知り、
妻とサゲまでの会話がメインでしたけど、
その妻の描写が絶品でした。
素晴らしい人情味が表れていました。
「お前にはまだ弁当幕だ」
の仲蔵の一言が胸に沁みました。

以前「試し酒」で、その実力は分かっていたけど
とんでもなく上手くなってしまった。
じいちゃんの血、以上に努力とか修練とか
そんなものを感じました。
今日は三三が完全に霞みました。
これはたい平さんも花緑さんも独演会行くしかないです。

今日は成績付け最中で、
また世情も嘘が渦巻き、いろいろウンザリな中
聴いて良かった。こんな満足感もらえて
超ハッピーです。
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2017年02月25日

映画 「ララ・ランド」

ララ・ランド、という題名だったし
ミュージカル映画という鳴り物入り
だったし、そりゃあフレッド・アステアや
ジーン・ケリーの再来をどうしても
期待するちゅうもんです。
残念ながら、その期待は外れました 。
ジャズの音楽が満ちた映画、とでも
しておいてくれれば、とても良い映画でした。

出会った男女が、それぞれの夢を見つつ
互いを愛し尊重するも
現実問題やちょっとした行き違いで
最後は離れる運命という
わかりやすいストーリーで
観る側を疲れさせません。
男セブはジャズピアニスト。
女ミアは女優。
それぞれ成功します。
ただ一緒にはならない。

まあ、ストーリーもそれでいいでしょう。
不満が残る訳は
これはミュージカル映画ではない、からです。
特に最初のシーンは圧巻で
ウエストサイドなどのオープニングに
勝るとも劣らない現代的な良い切り口の
見事なものでした。
しかし、それ以降は、
駐車場でのタップダンスと
プラネタリウムでの恋のダンスくらいで
ラストの回想シーンにはせめて
ダンスや歌をぶっ込んで欲しかった。
ジャズの音楽は随所に出てきます。
主演の男性も哀愁のあるピアノが上手です。
いっそ「カサブランカ」の再来で
行ってしまったら良かったのでは、と思います。
映画の中にも、「あの窓がカサブランカの」
というようなセリフありましたしね。
これをMGMミュージカル映画に模した
プロモーションのミスではとも思います。
ポスターも、いかにもMGMですし
それを期待すると裏切られるという形です。

ただし映画そのものは悪くないです。
ただもっとハッピーエンドで良かったのでは
とは思っています。
でもアカデミー最有力とのことですが、
それはちょっとうがち過ぎな気も。
posted by 大ねこ at 18:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・映画・芝居などの鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月17日

春風亭一之輔独演会 文京シビック小ホール

文京シビック小ホールです。
後楽園駅近くで助かりました。
一之輔独演会。
年度末の仕事殺到の中、駆けつけました。
満員御礼でございます。

開口一番、熊の皮。
尻に敷かれてる主人公の言い間違えシリーズ。
熊の皮を敷いているのと
おかみさんに敷かれてるのを掛けたオチ。
元気の良い弟子でした。

一之輔はシュール落語の館林
分福茶釜の館林で、やっとう➖剣術の噺。
首斬っちゃうんですね。
それで笑うという。
続けて悋気の独楽
嫉妬深いおかみさんが旦那の浮気相手を
定に付けさせて、その定がゲットしてきた
浮気相手の持ち物の独楽で辻占するという噺。
端々に入る時事ネタや小話が本当に面白い。

中入り。

三遊亭小円歌さんの三味線漫談。
小粋な姐さん。
最後の「奴さん」踊り、めちゃくちゃ素敵。
お洒落だ。

一之輔最後は「花見の仇討ち」
そもそもこの噺がそんなに好きじゃないっていう
のもあってか、そんなに楽しめなかったです。
師匠の噺ぶりは、面白いです。
でも、まとまりに欠けるっていうか、
六ちゃんが酒に酔い潰れて花見に来なくて
金ちゃんたちでヘタクソな芝居や
立ち回りする件も楽しむよりちょっと
かわいそうで、おまけに本当の侍登場って
弱り目に祟り目過ぎですね。
花見を噺は他にもあるので
一之輔師匠に別の噺を語っていただき、
心底笑って今日を終えたかったです。

一之輔師匠は進化しています。
どんどんオリジナリティを確立しています。
一之輔節が明確。
笑いに特化しています。
間合いといい、ギャグセンスといい、
いじりネタのぶっ込み具合といい、
くすぐり方が適度にしつこくて笑うしかない。
好きです。

明日も仕事。
6年生を送る会があります。
その後美容院。
今年度も終わりますね。
posted by 大ねこ at 21:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・映画・芝居などの鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月10日

立川志らく「志らく百店」(講談社)

談志が連載していた「銀座百店」を引き継ぎ
談志遺伝子継いだ志らくが書いたのを
まとめた本です。

志らくは落語面白かったです。
この本を読んで
懐メロ好き(ゆえに市馬師匠と仲良し)で
映画好きでこだわりが強い人だと
わかります。
談志が好きだったものを自分も好きで
談志が自分に似ていると絶賛して理由も
よくわかります。

アステアからチャップリン、
高田みづえから森口博子、椎名林檎、
蛭子能収から大林宣彦、宮藤官九郎、
向井秀徳、嵐山光三郎、と津々浦々。
趣味の広さは桁違い。

しかし、私は性に合わない。
ちょっと違うなと思いつつ
これが談志と疎遠になる理由かと。
なんだろ。
狂気っていうけどただの屁理屈じゃねえ?って
思ったり。
業の肯定とかいいなと思うけど
場合によってはただのワガママじゃねえ?って
思ったり。

落語は好き。人は好きじゃない。
そんな感じです。
でも気にはなるので、折々触れていきたいと
思ってもいます。
くせが強いんでしょうね。
posted by 大ねこ at 23:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・映画・芝居などの鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月28日

桂歌丸・三遊亭小遊三名人会 さいたま市民会館おおみや

さいたま市民会館おおみや、
前も一度来ましたな。
駅から10分以上歩く結構な遠さ。
今日は三遊亭小遊三と桂歌丸名人会。
笑点メンバーなので人は埋まっています。
私は、歌丸師匠の噺聴かないでお別れするのは
寂しいと思い、ご存命中に聴いておこうと
チケット購入。
うしろから5番目で大入りっつーことでしょう。

桂竹もん 平林
トッキッキ、笑えますね。
熊本出身、竹丸師匠の弟子だそうです。

幕が一旦降りてからの歌丸師匠降臨。
腸閉塞からの肺炎で
歩くことはおろか、正座もできず
呼吸さえ人工呼吸的なもので高座に着く。
執念、というか、落語が命なんだと実感。
歩けないから高座まで運んでもらい
座れないから正座に見せかける様子を見せ
鼻から呼吸する仕組みを抱えての
負しかない状況で、高座は見事でした。

艶笑噺 紙入れ
はっきりした明瞭な発音で
間男の狼狽した様子やおかみさんのさっぱりした様子、
旦那お人好し加減など演じ分けていて
素晴らしいと思いました。
声の衰えが全くないのが脅威的。

中入り。

鏡味一族のよし乃さんの太神楽。
ピンで太神楽は初めてでした。
年女って言ってたので24?まさか36かしら。
若く見えました。

小遊三師匠。
マクラに笑点の談志師匠に可愛がられたことや
(六尺という噺を稽古してもらったらしいです)
司会者が歌丸師匠以前は亡くなっていること、
などなど、話術はさすがに巧みでした。
惹き込まれて聞いていました。
落語は「金は廻る」。
新作?何かの噺の現代版かしら。
10万円巡り、不細工な妊娠中の女を
追い出す側と娶る側が、
金の貸し借りの相手という。

正直なところ、感動はなかったです。
歌丸師匠は、これだけ語るのが精一杯状況で
多分自身が最も歯がゆいことでしょうね。
きっと昔はキレがよく、
長尺物も得意だったことでしょう。
小遊三師匠は、テンポとノリの良さが
身上なんだと思います。

もしかしたら私は落語協会の方が
性に合っているんだと思います。

大宮東口は、ネオンキラキラでしたけど
入りたい店もなく、すぐ撤収しました。
posted by 大ねこ at 17:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・映画・芝居などの鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月22日

ピアノジャック 川口リリア音楽ホール

久々のピアノジャック。
正しくはPiaーnoーjaC←
面倒なのでカタカナで失礼します。
ヒロとハヤトの2人組。
ピアノとカホンのみ。
小ねことハヤト必ず一緒に行ってますが
彼女の記憶によるともう前回参加は5年くらい前。
そんなになるかと。
確かに
シャカシャカはレジ袋でなくポップコーンと缶へと、
微妙な変化は儲け上ありましたけど
タオル振りやラストのおててつなぎは
健在でした。

体育会系ヒロと文化系ハヤトの
阿吽の呼吸による演奏は
2時間半あっと言う間でした。
知ってる曲は「台風」一曲でしたけど
どうってことないです。
クラシックからの編曲、換骨奪胎で
面白く聴ける のもあれば
後半の超大曲に驚くやらで
一つも知らなくても大丈夫。

文化不毛の地と思っている川口が
ちょっとばかりいい感じになりました。

変わらない2人が可愛くて
ずっと彼らの笑顔につられて笑っていました。
何より2人とも腕が太くなって
頑丈そうになって
演奏もうまくなって
よかったです。
posted by 大ねこ at 20:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・映画・芝居などの鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月14日

柳家三三独演会 川口skipCity映像ホール

自宅近くの場所での独演会。
仕事さっさと切り上げて急いで
駆けつけ間に合いました。
朝は朝でJRが人身事故で止まり
夜勤の中ねこを携帯で呼んで
マイカーで出勤。間に合いました。
土曜日というのに何だかせわしない。

やっと安堵して噺を伺います。
前座は柳亭市楽。市馬さんの弟子でしょうね、
代書屋、途中まで。

三三 二番煎じ
いやあ、表情良く見えて
めちゃくちゃよかった。
冬の寒さも美味い酒も猪鍋も
目の前に並びました。
役人も、登場から夜回りの辛さを知る、
物分かりの良い人として演じられていて
私は好きです。
市井の普通の人々がそこにいて
寒い冬も悪くないと思わされました。

中入り後
三三 金明竹
大阪の言い立て、計4回繰り返すんだけど
どれも言い方違って、大阪あきんど風。
この人、本当に勉強していると思います。
奥さんのうろたえ方などもう笑うしかない。
その前のおばか甥っ子の様子も
もう本当におばかで、笑うしかない。
多分とても基本的な噺で
前座もよく演じるものでしょうね。
だからこそ真打が演じる意味ありと
つくづく笑いながら思いました。
東京のホールと違って、
軽くて笑って貰える噺選択なんでしょう。
マクラに学校での出前落語会の話題があり、
今日の客は落語通ではないと踏んだ噺だった
とも受け取りました。
私は全くの素人でもないし通でもないので
ただただ間近で三三さんが見られて
噺も面白くてよかった〜〜、だけです。

やっぱり三三さんがベストエンターティナー。
小三治師匠は破格として
さん喬師匠、権太楼師匠も一つ上だとすると
喬太郎さんも一之輔さんも白酒さんも好きですが、
同列の中で追っ掛けたいのは三三さん。
決定。
でも、まだまだいろいろな噺家さん聴きたい。
今年は好きな方だけでなく、未だ聴いてない方
聴きに行きたいと思います。
posted by 大ねこ at 16:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・映画・芝居などの鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月08日

新春若手花形落語会 練馬文化センター

新春若手花形落語会、って
喬太郎師匠入っているんですけど、
と内心突っ込んでいたら、案の定
白酒師匠がマクラでイジってくれました。
若手じゃないですね、3人とも。
一之輔師匠は30代か。

白酒師匠の弟子のはまぐりさんが
子ほめ。咳き込み3回^_^気になりました。
万全で挑んでくださいね。
白酒ー首ったけ
勝気で色っぽい花魁がうまかった。
何だろう。ものすごい安定感。
大門からの吉原が目に浮かびます。
人物の演じ分けも堂に入って、
見るたび上手になられます。
マクラのさりげないトゲも好きです。
噺そのものは大したことないんですけど
花魁にはモテない、多分働き者の
気っ風のいい辰さんが好きになります。

中入り

一之輔師匠ー千早ふる
爆発力ハンパない。
ご隠居さんがめちゃ元気のウソつき。
突っ込む熊?さんがまた、ハンパないツッコミ。
サゲは何と「くゞる」からの「ググる」とは!
とは、何という現代版。
惚れ直します。この爆弾一之輔師匠。

そしてさらに爆弾でした、喬太郎師匠。
新作ー稲葉さんの大冒険。
真面目が服を着た稲葉さんが
帰り道バス停前でフーゾクの新規開店のティッシュを
もらっちゃたのが噺の始まり。
うちに持って帰れないと、あれこれ試し
公園の植え込みに埋めようと掘り出したのが
運のツキ。
犬の散歩に不条理を感じる長谷川さんに会う。
土をくれ、蚯蚓をくれ、最後は松の木を。
家に真面目に持ち帰る稲葉さん。
サゲは初めての嘘でヴァレンタインプレゼント、
ってそんなに面白くなかったけど
全編通して醸し出される不条理に
笑うしかなかった。
何でそこまで思い込めるんだ、長谷川!
何でそこまで受け止めるんだ、稲葉!
という叫びが、笑いに変換されるのです。

わかった。若手です。喬太郎師匠。
こころも体張って演じる新作も
間違いなく若手でした。

濃〜いメンツで
落語聴いた感満腹で大変満足いたしました。
今年も聴くぞ。
posted by 大ねこ at 21:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・映画・芝居などの鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月07日

新春特選落語会 森のホール21

いやあ、遠かった。森のホール21。
京浜東北線、武蔵野線、さらに地元バス便。
ついた所は食事処もなく、
八柱駅でパン買って正解でした。

三遊亭わん丈ー蝦蟇の油の一部。
元気よく新作、ジャパネットたかた取り入れて。
紋之助ーコマ回し。トトロぬいぐるみが回りました。
三三ー粗忽の釘。大笑いできました。
独特なあの間にハマります。
中入り後、ナイツ、いつもの漫才。
塙さんより土屋さんのツッコミがさすが。
土屋さんあってのナイツ漫才だとわかりました。
昇太ー時そば。
マクラが20分。
笑点の司会になるまでのシークレット期のしんどさの話と
紅白の審査員の楽しさとしんどさの話。
語り口の流暢さと若々しさはいいです。
けど、今日時そばかあ。ちょっと勉強不足か、
忙しすぎてなのか、新春だから軽めにしたか。
わざわざ遠出したわりには残念なネタでした。

一緒した前の学校の同僚はまだ31歳、落語初心者だから
喜んでくれましたけど、ちょっとがっかり。
寄席は寄席で顔見世興行でしょうし
やはり今時期はよした方がいいのかもしれません。
明日も行きます。
明日はどうでしょうかね。
三三は笑わせてくれましたからオッケーです。
posted by 大ねこ at 21:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・映画・芝居などの鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月30日

映画「蘭丸 神の舌を持つ男」 堤幸彦監督

松竹系のチケットが31日で有効期限なので
見るものなくて困って
究極の選択で決めました。

見ました。
笑えましたが、飽きました。
壮大な俳優とロケ費の無駄遣いです。
TVで十分。
TVでも好んで見てはいないし。
佐藤二郎さんを見に行って納得、
それだけの映画でした。
横溝作品のパロディに近いのでしょうが、
ウーン、微妙でした。
そもそも向井理さん、好きじゃないし。
水を巡る攻防もイマイチ納得できないし。
蘭丸とリンさんが姉弟っていうのも安直だしね〜。
最後の方は眠かったです。
posted by 大ねこ at 19:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・映画・芝居などの鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月23日

立川志らく独演会 よみうりホール

2日連続落語会。イエーイ!
一応冬休みに入ったと言うことで。
そして今年最後の落語会でもあります。

タイトルも、まんま。
「今年最後の立川志らく独演会」
芝浜こだわりの会で
談志の直系と言う自負のもと、
現代に通じる芝浜を構築し
トータルで演じる、を目的とした
会になると予見します。
芝居、映画にも造詣深く
頭が良い役者兼脚本家兼監督兼
プロデューサーであろう彼なら
狂気を秘めつつ
ただの人情噺ではない芝浜にすると
期待しての幕前であります。

私は知りませんでしたが
かつて談志存命の頃は、ここよみうりホールで
「芝浜」を毎年演じていたとのこと。
その遺志を彼が汲んだと言うことでしょうね。

前座がじら。
時そば。
なかなかいい声の二つ目。

「芝浜 後日の噺」、親子酒。
つまりは、酒でダメダメになる親子。
勝五郎は、結局酒飲んでるってこと。
ここで酒の象徴を描きました。

「芝浜 以前の噺」、天狗裁き。
なるほど、夢の話でとんでもないめに
あわされる話で、最後に女房に揺り起こされる。
布石として
42両も金子を海に投げ入れるくだりも
仕込みましたね、志らく師匠。
こちらは夢の象徴。

中入り

「芝浜」
たっぷり。
ラストの女房のネタばらしのくだり、
畳み掛けてきました。
勝五郎は事情がわかるにつれ
この女房が自分の嬶でよかったと
心底思ったことでしょう。
その気持ちが痛いほど伝わる演技力でした。
女房がどれだけ勝五郎が好きで
ただただ彼の魚屋稼業が好きで
だからこの話が成立しているか
全く無理なく伝わりました。
過去に馬鹿な夢事件があって
それは自分のせいで
今は「夢になっちゃいけねえ」ってやめた酒を
大きな店を構えてから息子と大虎になって
酒を飲み始める勝五郎の全てを許す
この女房の物語なんだ、という設定。

なんだかね、愛の物語にしましたね。

いいなあ。
私は談志の噺を知らないから
なんの解説もできないけど
年末、年の瀬、今年最後の落語として
いい噺が聴けてよかった、と
嬉しく思い、ホールを後にしました。
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2016年12月22日

柳亭市馬 年忘れ市馬落集

年忘れ市馬落語集

大井町って街なんですね。
劇団四季の夏劇場に観に行って以来の街。
今日はきゅりあん大ホールです。
駅近が嬉しい。
シートが良すぎて埋まります。

一部に落語。
私好みの美味しい面々。

市馬 七段目
今日の歌謡ショー意識しての芝居ものですね。
いい声。

兼好 桃太郎
つなぎ意識しての軽い笑い噺。
ませた子供の表情がよかった。

三三 世相ネタ盛り込んだくだけまくりのお血脈。
上手い。ぶっこむ辛口時評が賢すぎて笑える。
私はこの頭の回転のよさに惚れています。
今日の座席は前から3列目。
表情の動きが本当によく観られてワクワクでした。

白酒 三十石船 森の石松の田舎言葉の浪曲噺。
新版・三十石。
笑った。白酒の怪し過ぎる田舎言葉に
ハマります。

中入り。

二部に昭和歌謡大全集。
司会に林家たけ平と加藤浩さん。
こみち姐さんも登場。
権太楼師匠特別出演ゲスト。
番場の忠太郎、だっけ?ヤクザ者が歌う
くさ〜い「瞼の母」。なりきりです。
噺家さんって役者だよ。
昭和10年代過ぎから30年代の歌ですね。
私の母親世代好み。
客席ノリノリ、レインボーカラーのペンライトが
揺れまくり。いいねえ。
アイジョージとか東海林太郎とか鶴田浩二ですよ。
市馬師匠のリサイタルなんだけど
昭和歌謡再発見でした。
結構コード進行やリズムが難しい曲もあって
なめたらあかん、と思いました。

でも、最後まで付き合った兼好さん白酒さん三三さん、
楽屋とか袖で聴いていたんでしょうね。
その姿考えたら、また笑いそうです。
歌の上手いジャイアンに付き合う
のび太やスネ夫枠ですね。

ま、実は今日は職場の忘年会でした。
チケット買っちゃったせいもありますが、
完全に好みの強いこちら選択で
後悔はしていません。

でもまあ、次回はないな。
私はやっぱり落語聴きたい。
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2016年12月17日

柳家三三、柳亭左龍二人会 内幸町ホール

内幸町ホールって
夜暗い時、大変見つけにくいところです。
三三左龍の二人会。
二度目の参加です。
三三さんは一体いくつ噺を覚えているんでしょうね。
今が一番勉強しどきなんでしょうが
その熱心さにほだされますよ。
左龍さんも大器の予感の香りあり、
互いの研鑽の場でもあるんでしょうね。

前座小多け 手紙無筆
声が良い人です。
腕はまだまだですが、いい感じです。

三三 権助提灯
本宅とお妾宅を飯炊き権助と行ったり来たりの
馬鹿らしさ、「提灯もう要らねえ。夜が明けた」
冬にぴったりです。
権助と女性二人と主人の演じ分けが見事。

左龍 代書屋
内容が内容だけに大笑いを呼んでました。
お馬鹿な履歴書依頼人と
知ったかぶって代書する代書屋の
演じ分けが、これまた見事。
大仰な演技が笑いを誘います。

中入り

左龍 鈴ヶ森
一瞬「出来心」かと。初めて聴きます。
泥棒の滑稽噺。
人物の描き分け、上手です
馬鹿らしくて吹き出す笑いの類です。
元ネタの代書屋とはかけ離れたものかも。
1人の履歴書を書き続けて
最後にこの話は本当か?と問う代書屋に
嘘だと思うならこの履歴書を見ろ、
というオチでした。

三三 安兵衛道場破り
元ネタは浪曲。落語で検索しても
ヒットしない。
三三のオリジナル?
いやあ、面白い。引き込まれました。
12月忠臣蔵の季節、赤穂浪士ものの
スピンオフ的笑い噺でした。
堀部安兵衛がまだ浪人で
越後から江戸に出てきた頃の話。
堀部安兵衛は浅草で巾着切りにあい一文無し。
宿屋の主人は日に一斗飲む
安兵衛にびっくりしながらも嫌いじゃない。
道場破りで「わらじ銭」を得られる面白さで
マネージャーをかって出た主人、
嫌がりもせず道場破りに行く安兵衛が可愛い。
結局お尋ね者状態になり稼ぎが止まり
仕方ない「面倒(面・胴)はごめんだ」
笑いました。
ていうか、三三節に完全に取り込まれました。
ああ、そうだ、これだった、
私が三三好きになったのは。
いろいろ噺聴いてきて
三三以外にもいっぱいご贔屓できて
三三じゃなくてもいいんじゃない?って
思い始めていましたけど、やっぱり三三。
声にハリも出てきています。
語りのパターンは見えてしまう部分もあるけど、
それは好きな漫才師のお決まりフレーズみたいなもので
来た来た〜!と楽しみになります。

いやあ、よかった。
正統派、なんでしょう。安定感とも。
それゆえの心地よさに笑みが止まりません。
三三最高。
左龍も応援します。

ちなみにホールは
地下鉄ホーム直結の道ありました。
これなら迷わす行けます。
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2016年12月10日

立川志らく独演会 練馬区文化センター

立川志らく独演会。
近くて遠い(乗り換え3回)練馬区文化センターです。
志らくは初めてです。

開口一番は18番弟子❗️立川うおるたあさん。
転失気。
筋をしっかりなぞれていました。
志らく はじめに時事ネタぶっ込んで
落語仲間イジって、今帯で出演中のこと喋りました。
声がイマイチ通らないのが私はうーむです。
松竹梅 「亡者になあられた」でサゲました。
手馴れた噺振りでした。
後ろの座席の方がしきりに上手い上手いと褒めていました。
が、そうかなあ。
悪くはないけど、笑えるけど、松竹梅の
人物が3人いるようには聞こえなかった。
噺振りや表現力で聴かせる感じで
こちらの想像力は掻き立てられなかったです。

中入り。

ごめんなさい!めっちゃ感動しました。
「文七元結」
江戸っ子の左官屋長兵衛の人となりが
愚かで可愛くて人間臭くて惚れました。
博打で身を持ち崩したバカ亭主なのに
自分の着物取られ、
裸に法被着込んでつれあっているおかみさん、
身投げしようとする文七、
お店のご主人、
そして家族のために恨みごとも言わず身売り決心する娘、
身売り先の男前な女郎屋の女将、
みんな江戸前の素敵な人間。
女物の着物着た変なおじさん、一銭もなく
格好ばかりつけて、それが長兵衛。
でもでも、人間だなあ。
噺の良さは言うまでもなくですが、
先ほど批判的に記した表現力で聴かせられました。
上手い。
大きな噺ほど力を発揮する人だと思います。
まさかここまでのめり込んで聴くとは、
自分でも予想外です。

立川志らく、侮れない。
噂通りの男でした。
これからの落語界を率いる男でした。
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2016年11月27日

鈴本演芸場 11月下席

入船亭辰のこ 十徳
なかなか上手でした。

入船亭遊京 湯屋番
色気がありました。

ストレート松浦 ジャグリング。

入船亭扇蔵 子ほめ。

五街道雲助 身投げ屋
師匠の金語楼が作った噺らしいです。
自殺の真似で儲けようとする男が
同業者にしてやられる噺。

のだゆき
鍵盤ハーモニカ芸。

歌の介 漫談。
絶妙!笑い過ぎました。

扇遊 天狗裁き。
見ていない夢をしつこく追及され閉口する熊。
あげくは天狗までも興味深々で
それもまた夢だった、オチ。
語り口のうまさでさすがだと思います。
私はあまり好きなは噺ではありません。

中入り。

漫才ホームラン

柳家さん助 真田小僧。
声がおっかないのは天性。
口調はやや大げさ。

紙切り 林家楽一
秋田竿灯祭り、なんて難しいお題をクリア!
素晴らしい!

トリは入船亭扇辰 全く知らなくて
今ネット検索しまくりやっと判明。
上方落語桂文我さん辺りからの「匙加減」。
色っぽい芸者、惚れ込んで勘当された医者。
芸者の働くかのうやと置屋の松本、
医者の味方になる家主、そして大岡越前守。
医者焦がれ気が触れた芸者を3両で身請けしたが
完治したところ、店側が使える女だし
証文がまだあると尻をまくる。
そのあとは見事な大岡裁きがあって、
さらに家主に割った猫の茶碗代をぼられるかのうや。
サゲの面白さで笑って終われましたが、
立派な人情噺だと思います。
扇辰師匠が人物使い分け見事で
吸い込まれるように見ていました。
よかった。
やはりトリを取る師匠はオーラがあります。
グイグイ引き込まれ、気づけばハッピーエンド。
スッキリしました。

明日も休み。やった!
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2016年11月24日

瀧川鯉昇、柳家喬太郎二人会 東京芸術劇場プレイハウス

今日は53だか54年だかぶりの東京の雪。
11月ですよね。うーん。

開口一番は立川某さん。
「つる」嫌いじゃない。
バカバカしくて好きい。
瀧川鯉昇師匠、初めて。
御年63歳、軽妙で仕組みのあるマクラで
笑いを誘います。
ネタは下ネタ系の「肥がめ」
食べる仕草が絶品。
下品が上品に見える噺家さんだと思いました。

喬太郎師匠は前にも聴いた「抜け雀」。
宿屋の亭主がいいんです。
可愛くてまっすぐでどこにもいそうな男。
サゲの面白みより、話の流れが好き。
現代風も感じさせての古典、
とても良かったです。

中入り。

喬太郎師匠は先ほどと違って軽めの「仏馬」。
酔っ払いの生臭坊主とお人好しのお百姓と
馬の黒がいいコントラストでした。
鯉昇師匠で「二番煎じ」、これも初めて聴く噺です。
夜回りで寒い庶民の
敵である役人が煎じ薬ー酒と口直しー鍋を
喜んで食べちゃうところは
ああ、図々しい!庶民の楽しみをうばう奴め!
と真剣に思いました。
食べちゃうシーンがそれ程ムカつくくらい上手い。
でも品があります。

また新しいお気に入り師匠が増えてしまいました。

学校で、記念行事が先日終わり、ほっとする間もなく、
ちょっとした失策で学年全体のぬるさが発覚して
結果的にはある子を傷つけてしまうことがあって
保護者にお叱りを受ける出来事がありました。
笑って許して貰える範囲ではない、その範囲が、
人によって様々だなあと感じることにも繋がりました。
そんなこんながあったので
少し笑って許してもらえた気がして
肩がちょっとだけ軽くなりました。
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2016年11月12日

柳家三三独演会 「秋」日本橋三井ホール

三三の独演会。お久しぶり。
今日は、東京ど真ん中の日本橋室町
コレド室町の日本橋三井ホール。
すごい。
しかもなんだか、1ドリンク付き。

前座なしで(ろべえさんはいるようですが)
いきなり三三師匠登場。
体調も万全なご様子です。
「元犬」でご機嫌うかがい。
シロの仕草や受け止める口利き屋も
ご隠居さんも可愛い。
サゲは「おっ母あに会えた」。
二つ目は「うどん屋」。
初めて聴く噺で、調べると大師匠の
小さん師匠が得意の見せる落語だそうです。
しがないうどん屋が寒い夜に屋台引いて
酔っ払いに絡まれ、売れるかと思いきや
ただ与太話を聞かされ食いもせずバカにして
去っていく。なんだかなあと更に行くと
大店の奉公人がこっそり呼び止めてきたので
これは複数売れるかと期待。
一杯のうどんを旨そうに鼻をすすりながら
食べる様子が絶品。
サゲは「うどん屋さんも風邪ひいたかい?」。
どうということのない噺ですが、
冬に向かう今にはぴったりでした。

中入り。

出ないって言ってたろべえさん登場。
三月真打ち昇進決定。小八師匠になるそうです。
故喜多ハ師匠もお喜びでしょう。
「お見立て」。花魁も太鼓持ちも田舎者もいいです。
うまくなりましたね。
三三、最後は「質屋庫」。
初めて聴く噺。
長尺でたっぷりと。
質屋の店主、弱虫の番頭、小僧の定吉、
力自慢の癖に弱虫の熊五郎、
みんな愛嬌たっぷりで愛すべき人物に。
一つの人情噺三番庫から出ると言われる化け物の正体を
暴くべく番頭と熊五郎が離れで見張るところから
爆笑。
質屋が疑われやすい店だという具体例を
店主が語るエピソードがそれはそれで一つの人情噺。
定吉が熊五郎をからかうところもいいです。
一つの笑い噺。
そして見張るくだりは大の大人がうろたえて面白い。
サゲは菅原道真の掛け軸から本人登場。
太宰府に流され非業の死を遂げた逸話を元にした
「もう流されたくない」、あああ!です。

いい噺です。
まだまだ知らない噺がいっぱいで
それらを発掘しているであろう三三師匠に
熱い拍手を送りたいと思います。
大器、を感じました。

アメリカ大統領に予想外に人選ばれ
TPPなど言語道断な法案が可決する国で
豊洲はカジノ化する予感が拭えない今日この頃、
りりィさんは亡くなり
仕事は順調なものの、貧乏暇なしで
物思う晩秋の今日
少しスッキリしたのでした。
posted by 大ねこ at 20:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・映画・芝居などの鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする